キャンプインして間もないのですが、ブルペンで非常に高い評価を得ているのが高橋光成投手です。2月1日のキャンプインから42球を投げ込み、辻発彦監督からも「光成は秋とは見違える投球だった」と絶賛、期待の大きさが伺えます。
キャンプイン直後はやはりオフ期間の自主トレをどれだけやったかがモノを言います。他球団では初日に2軍送りになってしまう選手もいる中で非常に高い評価を得たことは素晴らしいことだと考えています。
キャンプ動画などを見る限りなのですが、高橋光成投手のピッチングフォームが昨シーズンと比べて安定感があるように感じます。特に軸足がしっかりとしていて、非常にどっしりとしたフォームという印象です。昨シーズンの悪いときには体が浮き上がるような印象がありました。疲労や基礎体力の課題から来る腰高が原因と考えられますが、今のところそれもないように感じます。

結果として腕が横ぶりになることが少なく、オーバーハンド特有の右腕を振り下ろすようなピッチングフォームになっているように感じます。想像ですが結果としてボールの力感も素晴らしいものがあるでしょう。特に高橋光成投手は189cmと長身ですので上から投げ下ろす形のフォームにすれば威力は増しますので、キャンプ1日目ではいい形に仕上がってきたと見るべきでしょう。

ただこの良い状態を常に保つのは課題のようで、キャンプ2日目のブルペンではフィニッシュの際にバランスを崩してしまい、体が左方向(ファーストベース方向)に流れてしまうことがあったようで、自己評価は45点だそうです。このあたり、常に良いフォームで投げる事ができるかが今後の課題でしょうか。

近年はキャンプイン初日からブルペンで何十球もの投げ込みを行う投手が多いように感じます。高橋光成投手も初日2日目と連投と言うかたちでブルペン入りをしていました。
もちろん投げ込みは必要だと思いますし、投げ込みをしなければ1年間先発ローテーションを守るための体力はついてきません。ですが2日目で自身のピッチングフォームを崩してしまうくらいの投げ込みは、やはり第1クールの段階では早いと見るべきなのでしょう。もちろん2日目にフォームを崩してしまった原因は他にもあるのかもしれません。現段階ではキャンプ初日に見せたような、素晴らしいピッチングフォームをどんな時でも崩さない事が先決だと考えます。仮にピッチングフォームのズレを矯正せずに練習を続け、怪我につながってしまった投手が昨年もライオンズにいました。

辻発彦監督の期待に応えたい、チームの役に立ちたいという気持ちはひしひしと伝わります。そのためにどのような調整をすれば良いのか、投げ込み過ぎも禁物ですのでまずは常にキャンプ初日のようなピッチングをができるような進化を期待したいと思います。
今シーズンは年間通じてローテーションを守り、常に良いピッチングができるようなピッチングフォーム、フィジカル作りを行えば、2ケタ勝利も見えてくるでしょうから期待したいと思います。

最後にドラフト1位・今井達也投手が右肩の張りのため帰京し、検査後はB班に合流することになるそうです。高校時代は怪我とは無縁だったようで、少しの違和感も敏感になっているようです。軽症であったとしても不安を抱えたままA班で調整してもプラスではないため、帰京した上でB班に合流することは賢明な判断であると思います。



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