レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~


ライオンズファンのライオンズファンによるライオンズファンのためのブログです。

DeNAベイスターズ


CATCH the FLAG 2018
栄光をつかみ獲れ!

2015.03.21 vs 横浜DeNAベイスターズ

2015.03.21 13:00開始 at 西武プリンスドーム 
埼玉西武●1-3○DeNA
【勝利投手】加賀(1勝0敗0S)
【セーブ】林
(0勝0敗1S)
【敗戦投手】宮田
(0勝1敗0S)









まず先発した開幕投手を務めることが確定している岸孝之投手ですが、このゲームは5イニングの予定でした。しかし脇腹の違和感により予定より早い2イニングで降板、念のため病院へ行き診察・検査を受けましたが異常なしとのことでした。田邊徳雄監督は「開幕は予定通り岸で行く」とコメントを残していますので、特に心配ないでしょう。一時騒然となりましたが、異常なく一安心というところでしょう。

投手陣に関してこのゲームでは岡本洋介投手を始めとする各投手が前倒し、あるいは臨時での登板となり、終盤に失点をしてしまいましたが、よく投げてくれたと思います。
特に2番手としてマウンドに上がり、完璧ではありませんが4イニングを無失点に抑えてくれたのが岡本洋介投手です。オープン戦ではリリーフ待機やセットアッパーのような役割も果たしてくれて非常に良いピッチングを見せてくれています。オープン戦の防御率は1.80と素晴らしい数字でしょう。
これだけ結果を残してくれている岡本洋介投手ですから、そろそろシーズンでの役割を決めてあげていきたいところでしょう。決めてあげたいと言うよりは、役割をハッキリさせることでよりピッチングに集中して欲しいと思います。
想定では岸孝之投手が問題なく開幕投手を務めることができますので、リリーバー・セットアッパーで起用する公算が高くなったのではないでしょうか。岡本篤志投手もここまでのオープン戦で無失点ですので、右腕リリーバーに関しては非常に心強い結果を残してくれています。
尚、このゲームで宮田和希投手が打球を左手に当てて降板しています。大事に至っていないことを祈りますが、貴重な左腕リリーバーですので心配しています。ここはオープン戦の防御率0.00と安定した成績を収めている武隈祥太投手に期待がかかります。


さて攻撃面では少々課題が残るゲームになりました。
このゲームでは6安打と4つの四球で10名ものランナーを出しましたが、得点は1点のみと寂しい結果となりました。これまでも書いてきた6番バッターと7番バッターに課題が見えます。このゲームでは今から挙げる2つの場面がポイントになってしまいました。

まずは2回裏の攻撃です。
このイニングは1死からエルネスト・メヒア選手のヒットと6番山川穂高選手のツーベーツヒットで1死2塁3塁というチャンスを迎えます。ここで打席には7番ライトでスタメン出場した木村文紀選手です。結果から書くと落ちるボールで空振り三振を喫してしまい、2死となってしまいました。前も書きましたが1死でサードがランナーが居る場面です。またベイスターズの内野陣は当然ながら前進守備ではありません。
また直前のイニングでベイスターズに1点先制を許しており、何としても同点に追いつきたい場面ですし、内野ゴロや外野フライで同点に追いつく可能性がある場面でした。しかし木村選手が三振をしてしまい、2死となってしまいました。
木村選手が三振を喫したボールは落ちるフォークボールでした。もちろん悪いボールではありませんでしたし、三振は仕方ないのかもしれません。しかし場面としては打者は「三振を絶対してはいけない場面」で投手からすれば「三振が絶対欲しい場面」です。その勝負に負けてしまったということは振り返らないといけません。
木村選手が追い込まれたらバットを短く持ち替えて「何としても当ててやろう」という気持ちを見せたり、コンパクトなバットスイングをして欲しかったように思います。それでの三振であれば相手が上ということで仕方ないでしょう。
もちろん木村選手の持ち味と言えば一発長打です。昨シーズンまでであれば、その副産物で三振も仕方ないと言われたでしょう。しかし2015シーズンはより重要なポジションを任されるのですから、ケース打撃も求められると思います。

そして6回裏にもチャンスがありました。
この場面では栗山巧選手のヒット、中村剛也選手のツーベースヒット、メヒア選手の四球で1死満塁というチャンスを作ります。1−1と同点の場面で、ここでの打席は6番の山川穂高選手でした。このチャンスでも4球目を空振り三振を喫してしまい、2死満塁となってしまいます。続く代打で出場した坂田遼選手も三振に倒れてしまい、中盤のチャンスを潰してしまいました。
ランナー満塁ですので、バッテリーは山川選手に対して四球を絶対に出したくありません。つまりストライクゾーンへのボールが早いカウントで来る可能性が高い場面です。投球を見ていくとやはり初球に真ん中よりに136km/hのストレートでストライクを取ってきました。それを山川穂高選手は見逃してしまいます。
打者から見てのリスクはこの場面では併殺打です。例えば初球を打ちに行って内野ゴロで併殺打を打ってしまったら一気にチャンスがしぼんでしまいます。ですからどうしても消極的に「ボールを見ていこう」という気持ちになってしまうのは仕方なく、カウント球を見逃して打者が追い込まれてしまうのです。
投手側目線に話を戻すと、先発ローテーションに入るレベルの投手ですと、追い込んでしまえばあとは打ち取る術を持っていますので三振を取ることは困難ではありません。
この対戦ではカウント球の後に、外角のボールで山川選手を誘う配球が見られました。これは山川選手の打撃フォームで、踏み込む時の左足が極端にサード方向に寄ってるからです。

右打者がサード方向へ左足を踏み込むと、ユニフォーム胸のLionsロゴが早く投手に見えるようなフォームになります。そうなるとバットが外角方向まで届かないか、届いたとしてもボールにかかる力が弱くなってしまいます。言うまでもないですがウィークポイントは外角になります。ただ2回裏の第一打席のように甘いボールであれば長打を打つことが可能ですが、コースによって全く打てないというコースも存在します。
山川選手今後の鍵は外角方向のボールをどうやって打っていくかになります。打席に立ちながら修正をしていくことは難しいと思いますので、外角のボールをカットする技術を教わってもいいでしょう。つまり外角はバットに当ててファールで逃げるのです。そして打てるコースを待っていけば、チャンスは出てきます。将来の4番候補になりますが、現状では穴も多いのが山川選手です。課題を1つ1つ克服して4番打者としての階段を一歩ずつ上がって欲しいと思います。

ゲームの話に戻ると、やはり4点以上取れるゲームであったと思いますし、重要なところでの三振も目立ちました。田邊徳雄監督曰く、開幕スタメンはほど決まっているようですので、このメンバーに期待するしかありません。ただ刺激を加えるためにはサブの選手を中心に多少入れ替えてみてもいいでしょう。
梅田尚通選手、大崎雄太朗選手の存在もありますし、アンソニー・セラテリ選手もイースタンリーグで復帰しています。詳しい状況はわかりませんが、昇格させて試してもいいでしょう。
明日はオープン戦最終戦です。勝利で開幕を迎えて欲しいと願っています。





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2015.03.20 vs 横浜DeNAベイスターズ

2015.03.20 13:00開始 at 横浜スタジアム
DeNA0-0埼玉西武
※9回規定により引き分け


6番DHでスタメンの坂田遼選手が若干調子が上昇傾向と見ています。
2回表の第一打席で、外角やや高め、138km/hのストレートを逆方向レフトオーバーの二塁打を放ちました。レフト方向の当たりですが、非常に強い打球でした。打ったボールは左打者から見れば一番長打になりやすいボールではあります。左打者から見て外角高めのぼーるは一番逆方向への長打が出やすいボールです。しかしこれまでの坂田選手はこういったイージーボールでもなかなか打ち返すのが難しいくらいの状態でした。まずは打てるボールを確実に打ち返していく事で数字を出していって欲しいと思います。
またこのゲームで、9回表1死3塁の場面がありました。こういったところで犠牲フライを打てるようなバッティングを期待したいと思います。結果として残念ながら三振に倒れてしまいました。
この場面ではベイスターズのマウンド上はエレラ投手で、球速はありますがそこまで制球のいい投手ではありません。よってストライクゾーンに的を絞り、最低限バットに当てて行かないといけません。強振して三振してしまったら何も起きませんし、高橋朋己投手が控えていますから、9回表に1点をでも取れば勝利する可能性が高いで場面です。もちろん思い切りの良さも坂田選手の長所で、逆に当てに行ってしまったら良さが死んでしまいます。しかし終盤で1点を争う場面ですから、ストライクゾーンの付近で打てるボールは最低限外野に飛ばすことが1軍では求められるでしょう。具体的に言えば、4球目138km/hのフォークボールですが、外角のやや高めに来ました。このボールを外野フライにして欲しかったと思っています。
ここで犠牲フライが出ていれば開幕スタメンも近づいたと思いますが、もうしばらく保留となってしまいました。

また開幕1番センターが内定している秋山翔吾選手ですが、相変わらず好調です。
このゲーム、久保投手の独特のタイミングに苦労しているようです。好調な秋山選手でさえ、何度も細かく足を上げたり下げたりと何とかタイミングを採ろうと工夫が見られました。結果は別としてシーズンに入ってからの打撃で生きてくるはずです。
今シーズンはトップの位置を下げた打撃フォームに改造をしていますので、タイミングとしては取りやすいためにミート力が安定し打率を稼げています。
8回表の岡島投手との対戦の場面ですが、対左打者に対しても無駄のない軌道からバットが出てくるので、ミートしやすいフォームになっています。昨年までの上から降り下げるようなフォームですと、どうしても左投手相手の時にワンテンポ遅れます。それがスムーズになれば左投手に対しても打率を残せるはずです。栗山巧選手と左打者が並ぶ形になるのですが、仮に左投手が相手の試合でもチームとして苦にならないレベルまで上がってくるでしょう。例えば左投手が先発する試合でも1番2番の出塁率が極端に下がることは無くなるはずです。

多くの選手がタイミングの取り方で苦労する中、栗山巧選手はさすがの打撃技術です。第一打席はストレートを打ちにくそうに見逃すような仕草も見られましたが、4回表の第二打席は外角寄りのストレートにしっかりタイミングを合わせてライト前へヒットを放っていました。当たり損ないのヒットではなくクリーンヒットです。
なかなか対戦する機会の無い投手が相手で、しかも久保投手のような特徴的なタイミングを持つ投手相手に二打席目でしっかりタイミングを合わせることができるのが栗山選手の素晴らしい技術でしょう。
第一打席のように打てるボールを待つという冷静さも見ることができました。秋山選手と後ろの浅村選手のように積極的にバットを出していくのも良いですが、追い込まれるまではまずボールを見ていこうとする姿勢がベテラン栗山選手らしい打席でありました。第一打席の四球は結果論でなかなか対戦の少ない投手を対手にするときには、第一打席は見ていくのも1つの方法でしょう。


そして先発の野上亮磨投手は8回を投げて被安打3、無四球で無失点という出来でした。また要した球数は88球でシーズン中であれば間違いなく完投完封というペースでした。
左打者に対して、カーブとチェンジアップが非常に精度が高く、三振や空振りも取れていました。
対して右打者に対してはシュートで内角をえぐり、外角寄りのストレートでカウントを稼いだうえで、チェンジアップでタイミングを外す投球術ができていました。このあたりの配球はシーズン直前ならではでしょう。
またこのゲームのベイスターズ打線はストレートを打っての凡フライが多かったように思います。しかも各打者がしっかりとタイミングを取っての盆フライです。それだけ野上投手のストレートの球威が素晴らしかったと見て良いでしょう。つまりほぼすべての球種が素晴らしく、いつ開幕しても良いくらいの出来です。
特筆したいのは7回裏で無死から石川選手にセンター前ヒットを許し、送りバントで1死2塁という場面がありました。終盤という事で球速も多少落ちてきたところですが、昨年とは違う変化が見られました。1死2塁になった状況で明らかにギアが上がったのです。
またランナーを出すと非常にテンポが悪くなる時があるのですが、この場面では野上投手自身のテンポで投げられていたと思います。ピンチの時の投球テンポに関しては、早すぎても遅すぎてもダメで、いかに野上投手のペースで投げられるかが重要です。今シーズンはピンチの時にどういった立ち振る舞いができるかが大きなテーマになるはずです。ピンチを作らないまま試合を終えることが難しいですので、昨シーズンのようにピンチで打たれ出すと止まらないようなピッチングを期待したいと思います。

開幕まで残り1週間となりました。
ファーストランナーの金子侑司選手が誘い出されアウトになってしまったミスも出ましたし、秋山翔吾選手が盗塁を決めるシーンもありました。得点が取れなかったのはベイスターズの投手陣が素晴らしかった部分もありますので仕方ありません。しかし走塁などのミスは限りなくゼロにしていき、開幕を迎えて欲しいと願っています。




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2015.03.04 vs 横浜DeNAベイスターズ

2015.03.04 13:00開始 at 横浜スタジアム
DeNA4-4埼玉西武
※9回規定により引き分け



まずは投手陣に関してになりますが、先発で1イニング岸孝之投手、2番手1イニング牧田和久投手、3番手1イニングで野上亮磨投手、4番手で1イニング高橋朋己投手と主力組が一斉に登場となりました。
ここで名前を出した3名に関しては結果も出ましたし、内容も上々で調整が順調であることが伺えます。主力のうち気になった部分を書いていきます。

先発の岸孝之投手でありますが、2015シーズンの実戦初めにしては問題ないでしょう。ストレートの球速は140km/h中盤から後半がコンスタントに出ていましたし、ボールのキレもよかったように思います。
気になる点は少々シュート回転するボールと、カーブの球速がシーズン中よりも5km/h程度速いことくらいでしょうか。カーブの球速を絞ることで緩急をより効果的に使えてくると、いよいよ開幕という形です。開幕まで90%の状態まで上がってきていると見るべきでしょうか。3月27日の開幕戦まで3週間以上ありますので、まだまだ実戦登板が数回あると思います。その中で100%まで上げて良ければいいと思います。
もう1点気になるのが、1回のピッチングを終えた際に気のせいかもしれませんがマウンドのあたりを気にする仕草が見えたように思います。2014シーズンの横浜スタジアムでの登板でも感じたのですが、岸投手の軸足と横浜スタジアムのマウンドがうまく噛み合ってないようにも思えます。致命傷にはならないのですが、どうも横浜スタジアムでの登板では制球などで苦しむ場面が見られるように思います。

2番手は牧田和久投手です。
牧田投手も状態としては心配するところはありません。炭谷銀仁朗捕手の構えたミット通りにボールを制球することができていたと思います。2014シーズンは制球も球威も乱れて集中打を打たれてしまうケースが多々ありましたので、2015シーズンのキャンプでは投げ込みを行ってきた成果は出ていると思います。
野上亮磨投手も同様で、持ち味を出したピッチングで状態としても心配は要らないでしょう。
初の実戦という事で打者に対して投げることは2015シーズン初めてであったと思います。打者に対して投げることで各投手なりの修正ポイントは見つかっていると思いますので、調整に期待したいと思います。

次に6番手のウェイド・ルブラン投手ですが、まだまだ不安定な部分は否めません。しかし前回登板よりも高低で言えばだいぶ下がってきたと思います。打者の膝元へ制球できるボールも増えてきました。ただ明らかに抜けてしまうボールもまだまだありますし、カウントが3ボールになるシーンも多く見られました。よって四球を与え、ルブラン投手のペースに持ち込むことはできなかったように思います。
前回指摘したリリースの際の球持ちは、改善の兆しがあります。制球の部分に関しては日米でのボールの違いもあり、まだ100%順応しているわけではないでしょう。先発ローテーションの下位(5番手、6番手以降)で起用する目途は立ってきていると見ています。開幕までに追試という事になりますが、前回登板よりは確実に内容が着いてきていることは確かでしょう。まだまだ先発ローテーションメンバーが確定ではありません。ファームの教育リーグでは岡本洋介投手や郭俊麟投手も結果を出しているようですから、まだまだ見えません。ルブラン投手にはもう少し制球を磨いてもらってローテーション入りを掴んで欲しいと思います。

記事が長くなってしまいましたので、リリーバー陣に関してはどこかの機会に書きたいと思います。
ただミゲル・メヒア投手に関しては現状1軍入りするのは厳しいと見ています。もちろん外国人枠の関係もありますが、1軍の打者を抑えられるボールは無かったという印象です。ボールが全体的に上ずり、そこまでの球威も感じられない状況です。
同じ外国人投手でエスメルリング・バスケス投手に関しては制球面で課題を残したものの、球威や球速で押すことができます。最高球速153km/hを出したように力で抑えるピッチングで活路を見出す可能性がありますが、ミゲル投手の場合には、黒羽根選手に高めのストレートを意図も簡単にヒットにされてしまうあたり、まだまだ課題を感じます。この両外国人リリーバーに関して言えば、バスケス投手がやや優勢かな、という印象を持ちます。


攻撃面では9番セカンドで先発出場した、永江恭平選手の話をしなければならないでしょう。
まず3回表、無死2塁の場面でのバントですが、DeNAのFC(フィルダースチョイス)で助かりましたが、あれはバントミスと言われても仕方ないでしょう。打球の勢いを殺さなければらなず、尚且つ2塁ランナーを進めるバントは難易度が高いのですが、マウンド前のサード寄りにボールを転がしてしまい、三嶋投手が捕球しやすいところに転がってしまいました。
もちろんバントと言っても100%成功するのは難しいのですが、こういったところでしっかりバント決めてアピールしなければいけません。

更には5回表無死1塁3塁での打席の話になりますが、1ボールからの2球目にほど真ん中のボールが来たが、あっさりと見逃してしまいました。甘いボールでしたし、見逃してしまい並行カウントに戻ったところで、DeNAバッテリーのペースになってしまいました。
この場面無死1塁3塁とDeNAバッテリーはピンチなのです。尚且つ1球目にボール先行しているので、ストライクが欲しい場面ですから、手を出していって欲しかったように思います。外野に打ち上げれば犠牲フライですし、転がして内野ゴロでも打点が付く可能性の高い場面なのです。この打席フルカウントまで行くものの空振り三振に倒れてしまいました。仮に2球目を打って凡打であっても田邊徳雄監督以下の首脳陣はおそらく何も言わないでしょう。ただこの場面で三振に倒れてしまえば、何もすることができません。
何が言いたいのかと言えば、もう少し積極的にストライクゾーン付近に来たボールであれば振りに行く勇気を持ってほしいと事です。特にオープン戦ですから失敗を恐れず振りにいかないといけません。オープン戦でできないことはペナントレースではできません。
厳しい表現になり申し訳ないのですが、金子侑司選手がこれだけアピールをし、間もなく浅村栄斗選手が復帰します。そうなると永江選手は守備固めの要因になってしまいます。残りのアピールも少ないですから、何とかスタメンを勝ち取れるよう、挽回期待します。

このゲームではチーム4得点という結果となりました。
ただ相手に四球やエラーでランナーを数多く貰いながらですので、レギュラーシーズンであればもう少し得点できたというゲームであったでしょう。
ただ2番栗山巧選手という方向性は見えてきたようで、あとはクリーンアップである浅村選手と中村選手を打線に入れれば、いよいよというところでしょう。栗山選手の後に浅村選手、中村選手、そしてメヒア選手という打順になると思われます。その打線の形を見つけ出す意味では、非常に見ごたえのあるゲームであったと思います。次回の甲子園でのゲームからいよいよベストメンバーになるはずです。選手個々の持ち味を見るゲームは今日の横浜まで。次回からはチームとしてどういったゲームをしていくか、ゲームビューで書いていきたいと思います。




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2014オフ 北方悠誠投手の獲得調査を

2014シーズンも昨日で終了し、今日から長いオフに入ります。CSや日本シリーズも無いのが本当に悔しいですが、勝負の世界ですからこういったシーズンもありますし、来シーズンへの準備期間が長くなったとプラスに捉えるとしましょう。

そして各球団戦力外選手の発表がありました。その中で1人獲得調査をして欲しい選手の名前を挙げておきたいと思います。横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けた、北方悠誠投手です。北方投手は2012年に佐賀・唐津商からドラフト1位で入団しましたが、3年間で1軍登板が無く、戦力外通告を受けてしまいました。高卒3年目で戦力外通告となってしまいました。非常に気の毒な話で高卒で指名したからには重大なトラブル等を起こさない限りは4年〜5年は面倒を見るべきでしょう。冷たい仕打ちと言われても仕方ありません。
新聞紙上でも言われているように、ストレートの最速は156km/hと球速が魅力です。これだけの球速を投げる日本人投手はなかなか居ませんし、戦力外という事で年俸も抑えられる事、まだ20歳という事でこれからの選手です。もしかしたらベイスターズから育成枠での再契約の打診はあるかもしれませんが、是非とも支配下での獲得調査をして欲しいと思います。 

北方投手は年齢的にまだまだ伸びしろは十二分にありますし、ドラフト1位で指名されるほどの投手ですから潜在能力もあると思います。
イースタンリーグを見ると、欠点としてはやはりコントロールになるでしょう。当然150km/hを大きく超えるストレートを投げ込んでいたとしてもしっかり制球できなけば意味がありませんし、カーブやスライダーといった変化球も生きてきません。

ではなぜ制球制球と言われるのか、という事になりますが1つはフォームのいじり過ぎが影響しているでしょう。入団時はオーバースロー気味(広義ではオーバースロー、正式にはスリークォータと言うべきか)で投げていましたが、今シーズンはサイドスローに転向しています。またその間にもフォームのマイナーチェンジを繰り返しているようです。
サイドスローに転向した結果、今度は球速が落ちてしまいストレートが140km/h程度になってしまったようです。そうなるとまた今度はオーバースローに戻すというフォーム改造を行っています。入団3年の間にこれだけフォームをいじってしまったらなかなか自分のボールを投げられる訳がないでしょう。このフォーム改造は本人が進んで行ったのか、投手コーチが行ったのかはわかりません。しかし3年程度は同じフォームで固定して、マイナーチェンジをしながらフォームを作っていくのが良いと思います。

もっと言うと身長180cmの北方投手がサイドスローに転向してもあまり大きなメリットは無いと感じます。ここはやはりオーバースローに完全戻し、下記に書くようにフォームを固定していく事で、改善が見込めます。
まずオーバースローの時の北方投手でありますが、これも完成された形ではありません。やはり投球動作時に体の軸のブレが大きいのです。投げる時に1塁ベース方向に大きく体が傾きながら投球動作に入っています。また非常に右腕付近に大きな力がかかるフォームになっています。おそらく上体が非常に強い投手であると思いますので、このフォームであれば見かけ上の球速(スピードガンの球速)は非常に早くなると思います。しかしフィニッシュの時に頭の位置と腕の位置が離れ過ぎてしまい、なかなか狙ったところに投げる事が難しいでしょう。
下の動画で28秒以降にセットポジションで投げている場面が映っているのですが、セットポジションのフォームは比較的良いと思います。よってワインドアップの時にもこのセットポジションの時のフォームをベースに作っていけば、制球も良くなりこれだけのフィジカルがあれば1軍のリリーバーAグループでも充分な活躍が見込めます。

つまり体の傾きを治すために軸足となる左足をこのフォームよりも若干前で踏み込みます。次にテイクバックは右上で「ぶらーん」と脱力するような形に変えます。あとはオーバースローのフォームでコンパクト且つ強い腕の振りで右腕を降り出します。これでフォームの軸は安定するでしょう。あとは体重移動で軸足にしっかり体重が乗っていけば、基本的な投球フォームの完成です。このフォームでは見かけの球速は落ちると思います。152km/hくらいがMAXとなると思います。しかしこの球速ダウンを補うボールのキレ、ストレートの伸びを手に入る事が出来るはずです。そうすれば1軍リリーバーで活躍できるくらいのボールになりますし、変化球によっては先発を任せてもいいでしょう。





私は西武球団関係者でないために、ただ1ファンの願望であると思って欲しい所ですが、戦力外からの獲得になるものの西武で伸びしろのある可能性のある投手であると思います。
上で気の毒と書きましたが決して情けで獲得調査をと書いている訳ではありません。もしライオンズに一因になったら応援していきたいと思います。






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2014.06.22 vs 横浜DeNAベイスターズ

2014.06.22 13:00開始 at 横浜スタジアム
DeNA○4-3●埼玉西武
【勝利投手】萬谷(1勝0敗0S)
【セーブ】三上(0勝0敗10S)
【敗戦投手】菊池(3勝7敗0S)

【対戦終了】埼玉西武:1勝3敗


先発した菊池雄星投手ですが、このゲームの登板でも四球から失点を喫し、早くも7敗目となってしまいました。成績をしては7回110球、被安打4、与四死球5で失点4、自責点3という内容でした。
与四死球のうち、序盤3回までが4つ、4回以降は7回裏の死球1つというように、このゲームでも序盤と中盤以降で別人のようなピッチングになってしまいました。
このゲームの菊池投手は、失点よりも立ち上がりのピッチングが非常に不安定であったことを反省しなければいけません。失点に関しては後で触れますが、セカンド金子侑司選手の失策が絡んでいますので、このゲームでは不問になると思います。
このゲームの前半と後半で大きく変わったことは、前半はワインドアップで投げていたのに対し、後半はセットポジション気味のフォームでピッチングをしていました。前回の登板ではワインドアップで好投を見せており、このゲームでも立ち上がりはワインドアップで投げたのでしょう。ただ全くと言っていいほど制球が定まりませんでした。四球を前半で4つ与えていましたが、このゲームの球審は菊池投手に少々有利なストライク判定もあったので、実際にはもっと多くの四球を出していたかもしれません。
立ち上がりを得意とする選手は、世界中どこ探してもほぼ居ないと思います。しかし菊池投手の場合には、序盤の2~3イニングは必ずと言っていいほど四球でピンチを迎えます。やはり勝てる投手になるためには、立ち上がりからリズムに乗って無駄な四球や失点を極力少なくしなければいけません。

ここまで毎回の登板にといて立ち上がりの制球難に苦しんでしまうと、調整法などの何かを変えなければいけないでしょう。
試合前にどういった調整をしているかはわかりませんが、例えばブルペンでの投球数を多めにしたり、試合直前に投げるなどと時間をずらしたりすることで変わる可能性もあるのではないでしょうか。
またメンタル面になるかと思いますが、菊池投手の中に「抑えるためには全力で投げないといけない」という意識が頭のどこかにあるとするならば、力みからくる制球難もうなずけます。これはTV解説者も指摘していましたし、ベイスターズ先発の国吉投手も同じような事が言えると思います。
どんなに打力がある打者でも打率.350なのです。つまり10回に6回から7回は凡退するのです。そう思って気楽な気持ちで投げる環境作りも必要かもしれません。15勝以上できるボールを持っているだけに今の姿は本当に残念ですから、変えるとことは変え、勝てるピッチャーへ進化してほしいと願うばかりです。


さて1−0とリードした展開の2回裏、3点を失い逆転を許してしまいますが、これは連続四球後のセカンド金子侑司選手の失策が連続して発生したための失点です。連続四球で無死1塁2塁、打者は井出選手の場面は高めのストレートに詰まった形になって、ライナー性の当たりが金子選手の頭上に飛んでいき、捕球を試みましたが捕球しきれず記録はヒットに。ただこれは実質的な失策であります。これで金子選手は動揺したのか、続く柳田選手の打球は完全なセカンドゴロの当たりでしたが、金子選手がファンブルしてしまいます。更に黒羽根選手のセカンドゴロも金子選手の打球処理がもたつき、生還を許してしまいます。
TV中継では「投手のリズムが…」という話が出ていましたが、いくら投手のリズムが悪くても1イニングに3つのまずい守備では1軍失格と言われても仕方ありません。
昨日もサヨナラの場面の送球に関して書きましたが、金子選手の1つ1つのプレーは見直さないといけません。金子侑司選手の守備力は決して低くないと思います。しかし捕球、送球などの1つ1つのプレーが少々雑な部分があるのでしょう。身体能力が非常に高いのですし、センスも非常に良いのですが、その身体能力やセンスに頼り切ってしまっている部分が僅かでもあるのかもしれません。
また春季キャンプでの練習不足も少なからず影響しているでしょう。身体的な部分はもちろん、「練習していないのだ」というメンタル的な部分でも影響が無いとは言えません。春季キャンプでは朝から晩までバントを振り、無数な数のノックを浴びる猛練習をするべきであったかもしれません。
敢えてハッキリ書きますが、この3失策はこのゲームの敗戦に直結しました。だからこそ首脳陣は金子選手へのケアをしっかり行って欲しいと思います。
幸か不幸か4日間試合がありません。今後金子選手が立ち直るか否か、非常に重要な4日間である事は間違いないでしょう。練習後に特守を行う事で、少しでも金子選手の不安を払拭してあげる事が、首脳陣の役目であると思います。


最後に昨日デビューした山川穂高選手の話をしておきたいと思います。中村剛也選手そっくりのフォームで話題になっています。ここ2試合は外角の変化球攻めに合い、ヒットこそ打つ事ができませんでした。ライナーになってしまいましたが、ライト方向へ鋭い打球も見せてくれました。
今後の課題としては外角への対応が1つのポイントになるでしょう。おそらくイースタンリーグのデータや、開きの大きなフォームから、今後も外角中心の攻めをされる事になると思います。
外角をどう打つか、もしくは見送るかが今後の大きなポイントになると思います。開きの大きなフォームを肩と腰が同時に回るよう修正することも1つの手ですが、改造にはリスクも伴い、1軍の舞台でそう簡単にできる事ではありません。
しかし長打力は非常に大きな武器となりますので、中村剛也選手が出場できないうちは様子を見ていきたいところです。


このゲームにて2014年度のセパ交流戦も終了し、11勝13敗と残念ながら2つの負け越しを作ってしまいました。それでも開幕当初よりもチーム力は出てきていると思います。週末のホークス戦からリーグ戦再開となります。4日間で出た課題を極力修正できるようにしていきたいところです。







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2014.06.21 vs 横浜DeNAベイスターズ

2014.06.21 14:00開始 at 横浜スタジアム
DeNA○8x-7●埼玉西武
【勝利投手】林(1勝0敗0S)
【敗戦投手】ウィリアムス(1勝2敗0S)



まず何から書いたらいいのかわからない展開ですが、ライオンズは9回表、ベイスターズの絶対的クローザーである三上投手を打ち崩し、また10回表には脇谷亮太選手のライトへのソロホームランで決勝点と思いきや10回裏にサヨナラ負けを喫するというゲームになってしまいました。4時間を超えるゲームでの逆転サヨナラ負けで選手やファンの疲労度の高さは相当なものであると思います。
まずは10回裏、逆転サヨナラの場面を振り返ってみたいと思います。2死2塁の場面で、バッターは8番の金城選手です。次が捕手である嶺井選手でしたが、この時ベイスターズは登録している捕手2名を使いきってしまっており、嶺井選手に代打は出せない場面でした。そのため金城選手を敬遠し、嶺井選手との勝負を選択することになるのですが、結果はライトオーバーの逆転サヨナラ2点タイムリーヒット。もちろん打たれて良い訳ではありませんが、この場面は打った嶺井選手を褒めるべきでしょう。真ん中でありますが、低めのストレートを逆方向へフェンス際まで飛ばされたらどうしようもありません。

ただこの場面で1つ注文をつけなければいけないのが、セカンドの金子侑司選手のバックホームプレーです。打球のライトの木村文紀選手が捕球後、すかさずセカンド金子侑司選手へ返球、さらには金子侑司選手から星孝典捕手への返球という場面です。ライトの木村選手は精一杯のプレーで、素早く尚且つ正確に金子選手へ返球してくれたと思います。しかし金子侑司選手の送球は非常に微妙などころでバウンドし、星孝典捕手が非常に取りにくい送球になってしまいました。その結果、星孝典捕手が捕球することができずファーストランナーの金城選手の生還を許し、逆転サヨナラ負けとなってしまいました。タイミングとしては2点目のホームインに関してはアウトなように見えます。
もちろん金子侑司選手はセカンド専任の選手ではありませんので、責めることはできませんし、このゲームの敗戦の責任を押し付けるわけではありません。しかし、金子選手が将来ライオンズを引っ張っていく内野手になっていくためには、バックホーム送球の技術をもっと磨いていく必要があるでしょう。金子選手はサヨナラ負けを防ごうと目一杯のプレーであったと思いますし、焦りのようなものもあったと思います。そのような時でも正確なバックホーム、正確な送球ができるよう、送球技術を磨いていって欲しいと思います。


さてこのゲームの先発は右肩痛のため登板間隔が開いていた、岸孝之投手でした。5回1/3、被安打7(うち本塁打3)、与四球1で4失点という成績でした。
約2週間程度、登板間隔が開いたことを考慮すると、全体的には何とか合格点というピッチングであったと思います。ストレートの球威や球速も特に低下していたりという事も無かったように思えます。
このゲームで気になるのはカーブの抜け球が非常に多く、配球の中になかなかカーブを入れていけない状況でありました。当然、カーブが使えないとなると、ストレートとスライダー中心の配球となり、緩急をつけるピッチングができずに苦労することは想像できます。
ただカーブの抜け球の原因は、恐らく投球するときの力みで、これは肩の違和感とは当然無関係です。約2週間ぶりの登板であること、もともと横浜スタジアムを苦手としていること(これに関してはそもそもマウンドが合わないと見るべきでは?)が原因で、岸投手の体調などに特に問題は無いと、現段階では見るべきではないかと思います。リーグ戦再開後の西武ドームでは、素晴らしいピッチングを披露してくれるはずです。

もう少し岸投手の話をすると、カーブが使えない典型的な場面として、やはり4回裏先頭打者グリエル選手に浴びたレフトへのソロホームランでしょう。この場面、初球にカーブを配球すること自体は間違っていないと思います。グリエル選手のようなタイプの場合、低めのカーブを中心に配球していくことが必要でしょう。またこのゲームではベイスターズ打線が岸投手のカーブを狙いに行っているような傾向が見られました。
この場面で言いたいのは、初球のカーブを必ずしもストライクを取らなくて良いということです。コースを外角へ外したりしてもいいでしょう。抜けているカーブであるため高低を攻めるのは危険ですから、内外のコースを動かし配球をしていくことも必要ではないでしょうか。
つまりカーブでストライクを取る(取ってしまう)必要はなく、あえてボール球になるカーブをもう少し投げて行って欲しかったように思います。カーブ抜きの配球ではなかなか長いイニングを投げていくことは難しいでしょう。このゲーム、どこかでストレートとスライダー中心の配球からストレート、チェンジアップ、カーブの配球にシフトをしなければいけませんでしたが、それを行う前にKOされてしまうという結果になってしまいました。


リリーバーの増田達至投手ランディ・ウィリアムス投手が失点してしまい、結果的に乱戦となったこのゲームを落としてしまう結果になりました。
その反面、マイケル・ボウデン投手の状態が非常に良いように思います。交流戦では10試合9回と1/3イニングを投げて防御率0.00と結果を出しています。そろそろボウデン投手を勝ちパターンのリリーバーに組み込んでいってもいいでしょう。

明日は菊池雄星投手に勝利を呼び込んでもらい、何とか交流戦勝率5割で終えてほしいと思います。






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2014.06.04 vs 横浜DeNAベイスターズ

2014.06.04 18:00開始 at 西武ドーム
埼玉西武○1-0●DeNA
【勝利投手】牧田(3勝4敗0S)
【セーブ】高橋(0勝1敗8S)
【敗戦投手】三浦(0勝3敗0S)










まずこの試合後、伊原春樹監督の無期限休養と明後日からのゲームは田辺徳雄1軍打撃コーチが指揮を執る事が発表されました。休養の理由として勝負勘の低下や自身の膝も悪く、西武ドームの長い階段を上り下りするのも辛い状況であったといいます。
勝負勘といえば、西武ドームでのジャイアンツ2回戦で最終回逆転された場面、ライトの木村文紀選手を前進させておかず、それを悔やんだと言います。
ともあれ現在ライオンズは首位バファローズと13.5差付けられての最下位に沈んでいます。何かを変えないといけないという、伊原監督の考えもあったのでしょう。ここまでの低迷は伊原監督だけの責任ではなく、主力選手を流出させてしまったり、結果の出ない外国人選手を連れて来たりするフロント陣にも責任があることは事実ですが、ここは現場の責任者である監督が身を引く事で何かを変えようとしたのでしょう。
伊原監督は言動や采配等で、何かと批判を浴びる事が多かったですし、結果も残せていませんでしたが、これほど西武愛を持っていた人はいないでしょう。主力選手が流出し、更には4番の中村剛也選手や5番の坂田遼選手が怪我のため、なかなか理想のオーダーを組む事ができなかったのが気の毒でありました。ヒーローインタビューで木村文紀選手が涙ぐんでいたのは、今シーズン我慢をして起用し続けてくれた伊原監督への涙だったでしょうか。
とにかく田辺監督代行には、伊原監督の無念を晴らすべく何とかチームを立て直して欲しいと思います。渡辺前監督の辞任後、なかなか候補者がいない中で意欲を持って引き受けてくれた事に感謝をしたいと思います。伊原監督、お疲れさまでした。


選手たちにはどの段階で発表されたかはわかりませんが、このゲームの牧田和久投手は非常に素晴らしい出来であったと思います。7回を投げて106球、被安打は6、与四死球が1という成績でした。今シーズン、特に前回のタイガース戦、前々回のジャイアンツ戦は少々雑な部分も見られましたが、このゲームではある程度制球されていたでしょう。
投球内容として特にケチをつける部分はありませんが、ストレートを軸にカーブやスライダーといった変化球も有効でした。ストレートの球数が106球中63球ありました。実に前投球の60%程度がストレートであったということになります。それだけこのゲームの牧田投手はストレートの調子が良く、炭谷捕手もそれを感じてリードをしていたのでしょう。ストレートあっての変化球ということをよく耳にしますが、まさしくその通りだと思います。ストレートが力強く、配球も多めにされれば、どうしてもストレートにバッターは合わせてきます。ストレートに目を行かせて、スライダーやカーブでタイミングを完全に外すこともできるわけです。
好調の荒波選手には132km/hの力強いボールを、三浦投手には121km/hのストレートと、久々に打者によってのギアの入れ替えも巧くいっているように見えました。
カーブは少々高いボールもあり、危ないコースへ行くボールもありましたが、力強いストレートの前後に配球することで却って緩急としての役割も引き出していました。炭谷捕手の計算の中での配球であったと思います。よくリードしてくれたと思います。
このゲームくらいの調子では完投完封の十分可能であったと思いますが、DH無しのゲームで代打策もありますから仕方ありません。よく投げてくれたと思います。


そして決勝点を叩きだしたのは2番で起用された木村文紀選手のバットです。昨シーズンも三浦大輔投手からホームランを打っており、相性を買ってのスタメン起用であると思います。
それにしても木村選手はアウトローのボールを振り抜いた時は非常に打球が伸びます。これはフォームバランスが良い証拠であると言えます。動画でも分かる通り、足を上げてタイミングを取ってテイクバック、そこからの体重移動もキレイでバットの出方も非常に素直です。
それに投手時代に誰よりも走りこみを行い、強靭な下半身も持っています。下半身の粘りがなければ、木村選手くらいの体格でここまで飛ばすことができないでしょう。逆球で失投と言われればそれまででありますが、よく逃さず打ってくれたと思います。
木村選手は伊原監督が今シーズン我慢して使ってくれた部分もありますから、伊原監督最後の試合でいい所を見せられて、本当に良かったと思います。きっと木村選手も今日1本ホームランを打ちたかったのでしょう。


最後に少々気になるのが、エルネスト・メヒア選手です。
これでえ3試合連続でノーヒットとなりました。打率も.373まで落ちてきました。来日直後から気も張っており、かなり疲労もたまっているのでしょう。甘いボールにもかからわず打ち損じる場面が少なくありません。このゲームでも甘いフォークボールを内野フライを打ち上げる場面がありました。これは完全なる打ち損じです。
東京ドーム、神宮球場ではDHが使えますから、メヒア選手をDH、中村選手をファースト、脇谷選手をサードという布陣にしていきたいところです。


明後日のジャイアンツ戦から、田辺徳雄監督代行としての新体制がスタートします。1つ1つゲームを勝ちに持って行き、何とか巻き返しを図って欲しいと願っています。



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2014.06.03 vs 横浜DeNAベイスターズ

2014.06.03 18:00開始 at 西武ドーム
埼玉西武●2-5○DeNA
【勝利投手】久保(4勝3敗0S)
【敗戦投手】
十亀(2勝4敗3S)




まず左膝痛が心配されている浅村栄斗選手でありますが、昨日の検査の結果では半月板及び靭帯に関しては異常が無いようです。心配された靭帯損傷も無く、大怪我という訳では無いでしょう。
しかしこのゲームを見ていても、走塁、左足を上げてタイミングを取れない打撃、ベンチに帰る時に見せた非常に痛そうにしている仕草を見ていると、とても正常な状態とは言えないでしょう。
膝と言う箇所は、簡単に腫れたりするものではありません。例えば勤続疲労なので腫れる事がある足などとは性質が違う箇所になります。異常なしとは言いつつも、慎重に状態を観察していく必要があります。
浅村選手は「試合に出る」と言っているようです。やはりプロの選手ですから自ら休むと言う選手はなかなか居ないでしょう。それは当然で、例えば浅村選手が試合を休んでいる間に金子侑司選手や脇谷亮太選手が大活躍した場合には、復帰してから試合に出られなくなってしまう事があるのが、プロ野球選手です。ここは首脳陣が浅村選手が納得いくような話をして、スタメンから外れるとか、途中で交代させるとか工夫があってもいいでしょう。このゲームでは7回裏、先頭打者で四球により出塁した際に、代走を送るなどのような采配があっていいと思います。
とにかく浅村選手は万全の状態にしてから試合に望んで欲しいものです。チームがなかなか勝てない状況なのですが、無理して余計悪化させることだけは避けて欲しいと思います。


状態と言えば、怪我が心配されていた豊田拓矢投手が久しぶりに3番手で登板し、1イニングをヒット1本許しましたが、無失点で切り抜ける事ができました。ストレートの球速を見ていくと、145km/h以上が安定して出るようになっていました。前回5月26日のカープ戦やその前5月24日のスワローズ戦では140km/hを切れるストレートも見られ、どこか痛めたのか心配していました。抹消されず登板間隔が10日近く空き、復調したと見て良いでしょうか。それならば単なる疲労であったと判断できます。プロ1年目のルーキーでここまで少々登板過多気味でしたので、良い休養になってのではないでしょうか。
ただここまで登板間隔を意図的に開けたのならば、一度抹消して他の投手を使っても良かったと思います。例えば同じ右腕の中郷大樹投手田中靖洋投手にチャンスを与え、豊田投手は休養を与えるといった起用法です。
1軍の投手枠も空く事になりますし、ファームから上がった投手にチャンスを与えることもできます。1軍の選手枠は限られますので、それをいかに上手く使うのかという事も首脳陣の腕の見せ所の1つではないでしょうか。今シーズンここまで、ライオンズはファームとの連携はあまり上手くいってないように思えます。開幕当初、あれだけ打撃不振に陥っていたにも関わらず、なかなか入れ替えが行われなかったこともありました。例えば今日の対戦相手であるDeNAベイスターズは1軍2軍の風通しが非常に良いとの事です。


そして2番手、左腕のランディ・ウィリアムス投手ですが、こちらもなかなか状態が上がってきません。球威が無いためか、なかなか三者凡退で抑えきるイニングがありません。このゲームの失点はホームゲッツーを取り損ねた事が起因しておりますが、打者を抑え込めずにランナーを出してしまった事は事実でしょう。球威のあるボールもあるのですが、中には力感の無いボールもあり、そこを痛打されてしまっています。ウィリアムス投手はライオンズに入団してからずっとタフな場面で起用され続けてきました。しかし今シーズンは登板の場面がなかなか固定できず、気持ちも入らないのでしょうし、年齢の面も当然あります。本来であれば勝ちパターンの終盤で起用したい所ですが、今年39歳という年齢は無視できませんので、非常に起用法が難しいところです。
少なくとも1軍では武隈祥太投手の方が安定した投球を披露してくれています。勝ちパターンといってもなかなか勝ち試合に持っていけてない状況ですので、イニングが浅い場面では先に武隈投手を起用しても良いかもしれません。そしてファームから中崎雄太投手を昇格させ、少々チャンスを与えても良いかもしれません。


とにかく交流戦の折り返し地点で借金は14にまで膨らんでしまいました。このまま借金が増えるようではリーグ戦再開後、まったく勝負にならない所まで借金が増えてしまいます。選手の適材適所、故障持ちの選手のケア、ファームとの連携をしっかりやって、1つでも多く白星がつくようにチームを上昇させる責任が伊原春樹監督始め首脳陣にはありますので、期待していきたいと思います。




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