レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~


ライオンズファンのライオンズファンによるライオンズファンのためのブログです。

中日ドラゴンズ


CATCH the FLAG 2018
栄光をつかみ獲れ!

2017.03.14 vs 中日ドラゴンズ

2017.03.14 13:00開始 at メットライフドーム
埼玉西武●3-4○中日
【勝利投手】吉見
【セーブ】アラウホ
【敗戦投手】多和田

【ホームラン】埼玉西武:なし 中日:ビシエド1号、溝脇1号


このゲーム先発は開幕ローテーション入りが内定している多和田真三郎投手です。結果として5イニングを投げて、被安打3、与四球2で4失点となり、このゲームでは敗戦投手になってしまいました。このゲームでは被安打こそ少なかったのですが、1回表と5回表に四球からランナーを出して2ランホームランを2本許すという内容でした。このゲームでは5イニングで奪三振が僅かに1個、そしてやや飛距離の出ていた外野フライが6本と、多和田真三郎投手としては100%の状態ではなかったのでしょう。
このゲームではスライダーやカーブといった変化球でカウントを取るのに、苦労した印象があります。初回のビシエド選手に対しては抜けて甘くなったスライダーでホームランを許しました。また5回の溝脇選手に対しては初球に抜けたスライダーを投じた後の2球目、高めボールゾーン141km/hのストレートをライトスランドへ運ばれました。この5回の溝脇選手に許したホームラン、これは打った方を褒めるべきではないかと思います。そこまで力強いボールではありませんでしたが、ボール球を思い切りよくライトスタンドへ放り込まれたら仕方ないと考えています。これはライオンズの打撃陣を長年に渡り指導してきた土井打撃コーチの指導効果かもしれませんね。

繰り返しになりますが、このゲームでは多和田真三郎投手の変化球は全く言っていいほど使えませんでした。ただメットライフドームのマウンドが改修されて、マウンド高さが高くなったことは無視できないでしょう。多和田真三郎投手と牧田和久投手に関しては、マウンド高さが高くなりましたので、少々不利な改修であると思います。あとはシーズン開幕後の登板に向けてどう調整してくるのか、また課題であるゲームの立ち上がりにどのように入っていくのか、引き続き課題と感じます。

さて投手陣で書かなければならないのが藤原良平投手でしょう。このゲーム前にファームから昇格してきました。7回表1イニングを三者凡退、1奪三振と結果を出してくれました。やはり藤原良平投手にとって伝家の宝刀と言えるスライダーが非常に有効ですね。
例えば先頭のゲレーロ選手から空振り三振を奪ったスライダーは、右打者から見ればアウトコースのボールゾーンへ逃げながら落ちていく軌道です。これだけ曲がって落ちていけば、どうしても手が出てしまうでしょう。また球速は140km/hに満たないのですが、低めにきれいなストレートを集めていましたので、そうそうカウントを取れずに苦しむことは無いのではないかと思います。これであればシーズン中でも140km/hを少し上回る球速が出れば、機能するでしょう。
そしてピッチングフォームもスライダーとストレートでピッチングフォームのズレが少なくなっているように感じます。本音を言えば、もう少しシンカーがウィニングショットで機能するかを見てみたかったのですが、スライダーでカウントも取れていましたし、空振りも取れていましたので、今シーズンは非常に大きな武器になると思います。

今シーズンも引き続き、先発投手陣が早いイニングで降板してしまう事が多いと予想されます。ですので5回とか6回といったゲーム中盤にリリーバーが出る場面は非常に多くなるでしょう。
そこの役割を武隈祥太投手1人で担うのは無理があると思います。ですのでゲーム中盤のリリーバーとして藤原良平投手が貴重な戦力になるのではないかと考えています。ただ大体の先発ローテーション投手が5イニング程度のイニングかと思いますので、ゲーム中盤を担当するリリーバーがもう1名でも2名でも欲しいですね。

そして打線ではこのゲーム、9番ショートで外崎修汰選手をスタメンで起用しました。これまで源田壮亮選手を起用してきたポジションですが、疲労も考慮したのでしょう。また右打ちのショートということで、外崎修汰選手もこれから起用していく必要があるでしょう。
結果として内野安打と四球で出塁し、守備に関してもそれなりにこなしてくれていました。ギックリ腰による調整遅れの影響は思ったより感じられません。今後は源田壮亮選手の状態も見ながら、外崎修汰選手の状況も確認しながらオープン戦を進めていく必要があるでしょう。また中村剛也選手に代わりサードで起用テストをしていく必要も出てくると感じています。

またこのゲームでは大崎雄太朗選手鬼崎裕司選手といったベテラン勢も1軍に上がってきました。このゲームのライオンズは10個の四球をもらいながら3得点という結果でした。吉見投手の投球術にハマってしまい、ここはライオンズ打線の課題かと思いますし、勝敗だけを見るのであれば、田代将太郎選手の1番は少々厳しいかなと感じます。
ただシーズンであればここは秋山翔吾選手が間違いなく起用されますので、現段階で機能しなくても問題ないです。ただ打線の形を作っていきたいので、1番に大崎雄太朗選手を起用する事も可能性としてはあるのではないかと思います。

あとは7番指名打者でスタメン起用されている山川穂高選手ですが、1安打の他、2つ四球を選べています。ホームランこそオープン戦では出ていませんが、このように四球を選んで打てるボールを待つことができれば、もっと打率は上がってくるでしょう。
もちろんホームランも重要なのかもしれませんが、振り回しての三振がありませんので、今シーズンは高い評価を与えられる選手かと思います。
もちろん持ち味であるホームランや長打を捨てろとは言いませんし、それが山川穂高選手の魅力である点は否定できないでしょう。もちろん四球狙いの打撃は良くありません。
ただ今シーズンここまでの山川穂高選手は、狙いに行った四球ではなく、打ちに行くボールが無かったので四球を選んでいるように感じます。この部分は高い評価を与えられる部分かと思いますし、シーズン開幕後にこのような意識で打席に入れれば、極度の不振で数字を落とすことはあまり考えられないのではないかと思います。よって辻発彦監督にとって計算が立つ選手になり、そうなれば出番も格段に増えるでしょう。
今シーズンはシーズン通じて1軍で、スタメンで出場することを第一目標に、ブレイクの1年にしてほしいと思います。

最後に栗山巧選手が交通事故に遭い、背中の張りを訴えているようです。ゲームに向かう途中に追突されたようです。状況から考えるとムチウチかと思いますが、大事を取って検査するべきかもしれません。続報を待ちたいとは思いますが、非常に心配なニュースです。

勝敗を言えばベテランの上本達之選手の1打で1点差まで追い上げるも惜敗という事になるでしょう。またリリーバーに関しては文句ない結果、出来であったと感じます。あとは先発ローテーションで計算が立つ投手がもう少し出てきてくれること、またフロントは実績のある先発投手要因を外国人、トレードなどで獲得できないか、検討していって欲しいと考えています。




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2016.06.11 vs 中日ドラゴンズ

2016.06.11 14:00開始 at 西武プリンスドーム

埼玉西武
2-4○中日
【勝利投手】大野(3勝2敗0S)
【敗戦投手】小石
(0勝1敗1S)


サヨナラ勝ちの翌日のゲームで、昨日の勢いそのままにこのゲームも勝利と行きたかったのですが、やはりドラゴンズ大野投手は左のエースであるため強敵でした。大野投手に145球を投げさせましたが、完投を許してしまいました。ピンチの場面でのギアの入れ方、強靭なスタミナを武器にライオンズ打線としても完全に攻略することは難しかったのではないでしょうか。

それでも序盤は攻め込み、3回裏に先頭金子侑司選手の四球と秋山翔吾選手の安打で無死1塁3塁とチャンスメイクをします。1死になった後、浅村栄斗選手のセンターへのライナーが犠牲フライとなり先制しますが、先頭打者の金子侑司選手が四球を選んでいる点を考えるともう1点2点欲しかった場面に見えます。浅村栄斗選手のバッティングはフルカウントから低めのスライダーを拾い、センター前ヒットになってもおかしくありませんでしたが、少々伸びてしまったために犠牲フライになってしまいました。この部分は不運であったと思います。
またその前の2番鬼崎裕司選手がアウトコースのボールを打ち上げ内野フライにしてしまい、無死1塁3塁が1死1塁3塁と犠牲フライにならず、アウトカウントだけが増えてしまうという形で「繋ぎ」ができなかったことが痛かったと感じます。この部分は栗山巧選手が2戦連続でスタメン落ちの影響で2番が空席になってしまっていますので難しいですね。鬼崎裕司選手はヒットが出ましたが、昨日の熊代聖人選手しかり、チャンスの時にこそ繋ぎのバッティング、繋ぎの打席にできるかが課題でしょうか。そのくらい2番という打順は難しい打順です。
その栗山巧選手は9回裏に代打で出場し打席をこなしました。無難にこなしましたし、ゲーム前は打撃練習を行ったようで、明日からスタメン復帰する可能性が高いでしょう。

さて上でも少し書きましたが、このゲーム前に昇格した木村文紀選手が6番レフトでスタメン出場しました。しかし3打数ノーヒットと結果が出ず、8回裏には同じ右打者の竹原直隆選手に代打を送られてしまいます。このゲームで1本でもヒットが欲しかったですね。木村文紀選手はファームでの打率が.280と特段に良い訳ではありませんが、熊代聖人選手が前のゲームで結果が出ませんでしたので同じ右の外野手を昇格させたのでしょう。少々気になるのが打席を見ていても余裕が無いように感じます。とにかく打たなければならない、という気持ちがコメントを聞いてても、打席を見ていても感じます。もちろんチャンスをもらったのですから、結果を出さなければならないのですが、平常心ではなかったようにも感じます。打席で頭のなかを整理して、強引に打たないように「センター返し」をしっかりと意識させれば、結果が出てくると思います。木村文紀選手は例年交流戦で強さを発揮するのですが、調子としても良いわけではないようです。
打撃力を買うのであれば左打者ではありますがファームで.370を打っている坂田遼選手、もしくはポジションは違いますが.317を打ち現在イースタンリーグの本塁打王である山川穂高選手を1軍昇格させた方が戦力になるようにも思います。あとは竹原直隆選手にしても木村昇吾選手にしても打撃成績が降下しているので、ファームで結果を出している呉念庭選手も含めて野手の入れ替えも検討するべきでしょう。

さてこのゲームの先発は今シーズン初先発となる佐野泰雄投手でした。結果として5イニング投げて73球、被安打3、与四死球3で2失点(自責点1)で勝敗つかず、という結果になりました。4回表の失点は1死1塁の場面でビシエド選手のライト前ヒットを森友哉選手が打球処理をミスして、ファーストランナーの荒木選手がサードへ進塁、ナニータ選手のセンターフライで犠牲フライとなり、失点をしますがミスが絡んで自責点は付きません。実質的には5イニング1失点という評価になり、期待通りのピッチングであったと思います。
5イニング73球で降板となりましたが、スタミナに不安を持っていること、中6日など調整期間無くリリーバーの延長のような先発させたこと、5回はボールが抜けていたことを考えての交代でした。首脳陣としても想定通りのピッチングであったと思います。ストレートとチェンジアップ、カーブなどをうまく使って持ち味を出していたように思いますし、うまく内野ゴロを打たせてアウトカウントを稼いでいたように感じます。
ここで岸孝之投手が復帰するために佐野泰雄投手を1度抹消し、最低10日間調整期間を与えたうえでもう1度リーグ戦再開後にチャンスを与えて見るべきだと思います。

このゲームでは2番手で登板した小石博孝投手が3イニング目の8回表、平田選手に決勝2ランホームランを打たれて敗戦投手になってしまいましたが、武隈祥太投手も3連投中で起用できませんし、何故か昨日先発の多和田真三郎投手や水曜日先発の高橋光成投手がベンチ入りしている状態で、小石博孝投手に託すしかありませんでしたし、中崎雄太投手もまだまだ絶対の信頼ではありませんので、やはり8回表は小石博孝投手しか居ないでしょう。その結果打たれたのですから致し方無いでしょうか。
ここは佐野泰雄投手を抹消して、その分の枠をファームから岡本篤志投手岡本洋介投手C.C.リー投手などを昇格させて、まずはリリーバーの枚数を整えることが重要ではないかと思います。田邊徳雄監督は「投手が居ない」と話していたようですが、ファームからこのうち1人でも昇格させて、この状態を脱却しなければなりません。

12日は野上亮磨投手でしっかりとゲームを勝って、4カード連続勝ち越しを達成したうえでビジター6連戦に備えてほしいものです。



※12日から、今度こそゲームビューをお休みしたいと思います。別の話題を更新していきたいと思いますのでお付き合いお願いいたします。



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2016.06.10 vs 中日ドラゴンズ

2016.06.10 18:00開始 at 西武プリンスドーム

埼玉西武
○1x-0
●中日 ※延長12回
【勝利投手】武隈(2勝1敗0S)
【セーブ】増田(3勝2敗10S)
【敗戦投手】田島
(2勝1敗3S)



このゲーム先発したドラフト1位、多和田真三郎投手ですが5回目の先発登板にしてようやく1軍のマウンドにアジャストしてくれたのでしょうか。このゲームでは8イニングを投げて107球、被安打3、与四死球2で無失点という素晴らしい結果になりました。勝ちがつかなかったのは非常に残念でしたが、高く評価するべきピッチング内容であったと思います。もちろんドラゴンズ打線も3番大島選手から5番ナニータ選手までを止めてしまえば機能しないようなメンバーで組んでいたと言われればそれまでなのですが、それを差し引いてもこのゲームでは多和田真三郎投手のピッチングに尽きると思います。
ではこれまでのこのゲームでの多和田真三郎投手のピッチング、どこが違うかといえば常に「ストライク先行」であったこと、関連しますが高めに抜けるボールが非常に少なかったこと、そして8イニングで8個の奪三振といえるでしょう。
ますストレートですがこのゲームでは常に143km/h前後、時々140km/h後半の球速で安定しており、変に遅いボールや力んだボールがありませんでした。低い姿勢から柔軟性を使って投げ込むピッチングフォームができていましたし、ようやく本来の多和田真三郎投手のボールが見えたと思います。

序盤はこの素晴らしいストレートを使って、ストレートで押して行くピッチングでした。しかし2巡目以降になる4回くらいからだったでしょうか、ストレートに加えてスライダーの割合を炭谷銀仁朗捕手主体でしょうか、徐々に増やしていったように見えます。そしてこのスライダーが特に右打者に対して素晴らしいキレを見せていました。このスライダーでかなりの空振りを奪ったように思います。例えば6回表の先頭打者であった工藤選手に対してはスライダー4球連投で空振り三振を奪ったりとこのゲームでの唯一のピンチと言っていい7回表2死1塁2塁での堂上選手との対戦の場面でも初球にアウトローのストレートを見せたあとは4球連続スライダーでセカンドゴロに打ち取るなど、ゲーム中盤から後半はスライダーを中心に配球するように組み立て、この部分は炭谷銀仁朗捕手の巧みなリードもあるでしょう。

不思議なことにこのゲーム、この他にカーブやフォークボールも投げていましたが、このゲームでは8割方ストレートとスライダーの2種類の球種で8イニングを投げたことになります。絶対的なウィニングショットはなく、ストレートとスライダーのコンビネーションで抑えこんでいきました。
ピッチングフォームとしてもリリースポイントが打者に近いため、抜けるボールさえなければ145km/hのストレートでも相当な球速に打者としては感じるでしょう。このことから被安打はナニータ選手に2本と堂上選手に1本いずれもシングルヒット(うち1本は内野安打)でした。ナニータ選手は絶好調であり、長打だけは打たれまいと丁寧に低めを突いていました。その結果シングルヒットであればOKというピッチングで、ナニータ選手に2本打たれましたが、これは全く問題ありません。次の佐野泰雄投手もナニータ選手をどう抑えていか、ポイントでしょう。
打線の援護さえあれば、勝利投手になれました。ただこのゲームのような内容をピッチングを続けてくれればプロ初勝利も近いと思いますので、次回は打線の援護に期待します。ナイスピッチングでした。

さて攻撃陣ではドラゴンズのバッテリーが相当ライオンズの各打者を研究しているなと感じました。6回終了時までで森友哉選手が2安打、炭谷銀仁朗選手が1安打の合計3安打で、6回までは秋山翔吾選手、エルネスト・メヒア選手、中村剛也選手、浅村栄斗選手が完全に抑えこまれて、四球は取っていたものの、ヒットは12回の秋山翔吾選手のサヨナラタイムリーヒット1本のみでした。それでも投手陣が12回を完封し、1点で勝利を収めたゲームです。
やはり死球の影響で欠場した栗山巧選手の影響は大きく、つながりという意味ではこのゲームでは不足していたのかなと感じます。栗山巧選手がしっかりと繋いてくれれば、もしかしたら多和田真三郎投手に勝ちがついたかもしれません。
現状4番中村剛也選手に全く当たりが出ませんし、甘いボールも簡単に打ち損じてしまっている状態です。よって4番で完全に打線が分断されている状態の今、上位打線の一角である栗山巧選手のスタメン落ちは痛いとところです。中村剛也選手関しては前にも書いたとおり、打順の降格はありませんから、スタメンを外れるか、4番を打ち続けるかのどちらかで、そこは本人と首脳陣が話し合い決めれば良いと考えています。ただ打撃不振の一言で片付けられる状態ではなく、どこかを痛めながら出場しているのではないかと心配をしています。

さて上に名前を挙げた上位打線の他に、ドラゴンズは金子侑司選手の徹底的にマークしていました。これまでも書いてきているように、特に交流戦に入ってからの金子侑司選手の活躍は素晴らしく、交流戦で2位に付けている立役者の1人と言っても過言ではない働きぶりです。ですのでドラゴンズのスコアラーはその情報をしっかりと共有し、金子侑司選手の苦手とするコースや現状ヒットにしているコースを徹底的に洗い出して攻め込んでいました。この辺りの徹底ぶりは落合博満GMがしっかりとスコアラーに指示を出しているのでしょう。
これまで高めのストレートやインコースをしっかりとヒットにしてきた金子侑司選手に対して、2回裏2死満塁のチャンスの打席のようにアウトコースの変化球を連投したり、初球にインコースのストレートを配球してきたりと、かなりマークされてきているように感じます。金子侑司選手が止められてしまえば、ライオンズの得点能力が低下してしまうことにもあるでしょうから、次のゲーム以降どう変わっていくかが楽しみです。

想像とは違い、スコアレスで12回まで進んだゲームは12回裏2死1塁3塁の場面で秋山翔吾選手が決めてくれました。相手投手はここまで防御率0.28を誇る田島投手ですから、回跨ぎとはいえよく打ってくれたと思います。今シーズン初めて田島投手に負けをつけることができました。
この12回裏はゲームを決めた秋山翔吾選手はもちろん素晴らしいのですが、先頭打者として代打出場した上本達之選手を影のヒーローに推したいと思います。代打で出場してきた上本達之選手に対して、田島投手は138km/hのストレートでカウントを取りに来ました。そのボールをしっかりと叩きライト前ヒットを打ち、ゲーム展開をライオンズに寄せてくれたバッテイングだと思います。田島投手も回跨ぎでボール先行させたくない場面ですから、カウントを取りに来たのでしょう。そこを逃さずライト前へ運んだ上本達之選手がサヨナラ勝ちを呼び込んだ立役者と言えると思います。

もちろんこのゲームでは登板した投手陣全員が本当によく投げてくれましたし、秋山翔吾選手もよく決めてくれた。いい形で初戦を取れましたので、次も勝ち4カード連続の勝ち越しを決めて貯金を作りたいところですから、期待したいと思います。


さてこのゲームのヒーローは
・ゲームを決めたサヨナラ打:秋山翔吾選手

でしょう。


※11日からまたゲームビューをお休みしたいと思います。別の話題を更新していきたいと思いますのでおつきあいお願いいたします。



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2014.06.18 vs 中日ドラゴンズ

2014.06.18 18:00開始 at ナゴヤドーム
中日6-1埼玉西武
【勝利投手】大野(4勝3敗0S)
【敗戦投手】牧田(3勝5敗0S)

【対戦終了】埼玉西武:2勝2敗



まず3番手で投げた豊田拓矢投手ですが、個人的には抹消をしたほうが良いと思います。このゲーム、6回裏1死1塁2塁の場面で登板となりましたが、明らかな疲れを感じる登板となりました。体全体が何か重いような感じで、連打を浴び、3点を失ってしまいます。ただし自責点は走者を出した牧田投手、武隈投手にもつくので、自責点自体は1点。
球速自体は140km/h台の中盤くらいまで出ていました。ただフォームに躍動感は無く、力強さが影を潜めてしまっています。言ってみれば小さくなったしまったフォームから投げ、相手を見下ろすようなピッチングができていないのが気になります。
今シーズンの豊田投手は、このゲームで27試合目の登板です。これはライオンズのチーム内トップの登板数です。ルーキーですから当然1シーズンを戦った事はありませんし、アマチュア野球とは疲労度は桁違いなはずです。防御率も4.56まで跳ね上がってしまいましたし、春先の豊田投手の素晴らしいボールを見ているだけに今の状態を見ていると悲しくなってしまいます。
一度登録抹消し、春先の頃の躍動感がありダイナミックなフォーム、そこから投げられる素晴らしい伸びのあるストレートを今一度取り戻してほしいと思います。
豊田投手の代わりとしては、ベテランである岡本篤志投手田中靖洋投手、また本当の最後のチャンスとして平野将光投手を昇格させるべきでしょう。夏場以降の本当に重要な試合、重要な場面で豊田投手に頼らなければいけない場面が出てくるはずです。


このゲーム、先発は牧田和久投手でした。本来の牧田投手の出来とは程遠いと感じられましたが、ゲームメイクはしてくれたと思います。5回0/3を投げて被安打8、与四死球3と11人ものランナーを出しましたが、結果として3失点という成績です。
前回登板から中5日での登板、マウンドが高いナゴヤドームでの登板など、牧田投手に関して厳しい条件が揃った中でのゲームでしたが、ゲームメイクをしてくれたことを評価するべきだと思います。
このゲームの投球内容を少し見ていくと、やはりストレートが走っていませんでした。球速も出ていませんでしたし、ドラゴンズの打者、特に左打者に簡単に打ち返しているように思えました。
それでもカーブやチェンジアップで何とか緩急を付けたり、右打者に対してシュートで目線を変えたりと、炭谷銀仁朗捕手も工夫をしながらのリードにはなっていたように見えましたが、ストレートの走りをカバーするまでに至らなかったように見えます。使える球種がカーブくらいかな、という形ではいくら牧田投手でも投げ抜くのは厳しいでしょう。


さて援護を期待したい打線でしたが、木村文紀選手のソロホームランの1点のみとなってしまいました。このゲームに関しては、ドラゴンズの大野雄大投手のピッチングが素晴らしかったと認めるべきでしょう。立ち上がり少々バタつく場面が見られましたが、エルネスト・メヒア選手が力勝負負けてしまい、その後も抜群の制球とツーシーム系のボールが見事で、ライオンズ打線はわずか3安打と抑えこまれてしまいました。これは大野投手の力と言っていいでしょう。その中でも木村文紀選手のパワーで持っていったレフトへのホームランのみが、数少ない見せ場であったのではないでしょうか。

中村剛也選手は肘の違和感で大事を取って途中交代となりました。現段階で詳しい症状は不明ですが、少々心配ではあります。軽傷との情報もありますし抹消するほどの状態ではないとのことです。しかし違和感の箇所がデリケートな肘ですので、ファームから選手を補充する必要はあると思います。
内野手ですと、イースタン・リーグで打ちまくっている山川穂高選手か、サードを本職とする助っ人であるコーディー・ランサム選手になるでしょう。右打者が不足気味な状況を考えると、この両選手いずれかが適任でしょう。1軍で未知数ですが打撃に期待が持てる山川選手でも、1軍経験が豊富なランサム選手でもいいと思いますが、とにかく中村選手が無理をしなくてもいいような選手を補充してほしいと思います。
もし中村選手がスタメンで出られない状況であれば、4番にメヒア選手を置き、指名打者で回避できるようであれば指名打者でというような起用をしてほしいと思います。

横浜での2連戦で交流戦は終了になりますし、その後はリーグ戦再開となります。あと2試合連勝して貯金を作って交流戦を終えてほしいと思います。




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2014.06.17 vs 中日ドラゴンズ

2014.06.17 18:00開始 at 浜松球場
中日●0-5○埼玉西武
【勝利投手】十亀(4勝4敗3S)
【敗戦投手】朝倉(3勝4敗0S)




このゲーム、本当に十亀剣投手が素晴らしかったと思います。2安打与四球1、2塁すら踏ませない素晴らしいピッチングで129球完封シャットアウト勝利です。十亀投手本人曰く、初回は地方球場のマウンドが合わず、先頭打者に四球を出してしまい、三振ゲッツーで2アウトを取るも、大島選手にヒットを許す等苦労しました。初回は21球も球数を要し、このゲームも苦しいピッチングになる事が予想されました。初回に21球投げながらも、良く完封勝利を収めてくれたと思います。
このゲームの十亀投手、何が素晴らしかったかというと、コントロールでしょう。2回以降は制球を乱す事がなく、常にストライク先行のピッチングができていました。ストレートはもちろんの事、カーブ、スライダー、シンカーどれを取っても素晴らしい制球でした。特に、緩いカーブが常に低め低めに制球されていて、ストレートの後に低めにカーブを投げる等、緩急も上手く使ったピッチングであったと思います。
ストライクが多い事は時には危険な事もあります。ストライクゾーンにボールが集まれば狙い撃ちされます。しかしこのゲームの十亀投手はボールの高さを間違えなかったことを特筆するべきでしょう。もちろん打者に「高低」を見せる事は重要で、ストレートは意図的に高めに投げる事はありましたが、ストレート、変化球含めて「抜けるボール」や「逆球」がほとんどありませんでした。意図しないコースに行ったボールと、意図するコースに行ったボールでは強さが違います。このゲームの十亀投手は後者のボールがほとんどでした。これが大きな勝因であります。
完封で129球を要しましたが、開幕をクローザーで迎えた十亀投手がここまでの球数を投げるのは素晴らしい事だと思います。春季キャンプからクローザでの調整でしたので、キャンプでの投げ込みはあまりやっていないでしょう。そういった意味で球数的には少々心配な数ではありますが、幸いながら来週は金曜日までゲームがありません。このゲーム最後まで投げさせたのもこの意味があるでしょうし、リリーバーを使わずに済んだ事も大きいでしょう。
このゲームのピッチングは本当にナイスピッチングでした。十亀投手が先発でゲームを作ってくれるのは非常に心強く、リーグ戦再開後、先発6名体勢に戻りますので、大きな収穫でした。


さてこのゲームで渡辺直人選手の事も書いておかないといけないでしょう。日曜日のタイガース戦はスタメンを外れ、体調が心配されましたが、問題ないようです。6月の打率は.487を5割に迫る勢いです。田辺監督代行就任後のチームの上昇気流は渡辺直人選手が作ったと言っても過言ではありません。これだけ2番に座る渡辺選手が好調であると、ランナーが溜まった状態でクリーンアップに回るのです。これがライオンズの得点原動力となっています。秋山翔吾選手渡辺直人選手の1番2番コンビも非常に良く機能をしてくれていると思います。
6回表の第4打席に関して書いておきたいのですが、B2-S2という平行カウントから頭の近くへストレートが来ました。その直後6球目のストレートをライトへ流し打ちをし、タイムリーにしたのです。体に近い所に来た直後のボールはなかなか踏み込んで打っていくのは難しい事だと思いますが、本当に良くタイムリーにしてくれたと思います。
14日のタイガース戦では3安打猛打賞、8日のスワローズ戦では5打数5安打、そしてこのゲームでは5打数4安打と打ちまくっている状況です。
こういった好調な時は、守備も軽快です。守りでも随所に持ち味を発揮し、守りで十亀投手のリズムを作ってくれました。
リーグ戦再開時には、浅村栄斗選手が復帰する可能性が高い状況です。そうなると、ファースト中村、セカンド浅村、サード渡辺、ショート金子といった内野陣を組む事ができます。金子侑司選手の打撃も安定してきていますので、素晴らしい打線を組む事ができるでしょう。
渡辺直人選手はライオンズに来てから、本当に良い働きをしてくれていると思います。腰痛といった体調面が少々心配ではありますが、これからもライオンズ内野陣を引っ張ってほしいと思います。

さて明日はナゴヤドームで牧田和久投手が登場です。名古屋〜横浜への遠征、3連勝で交流戦を締めくくって欲しいと思います。




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2014.06.01 vs 中日ドラゴンズ

2014.06.01 13:00開始 at 西武ドーム
埼玉西武●4-8○中日
【勝利投手】岩田(1勝0敗0S)
【敗戦投手】藤原(0勝2敗0S)









今シーズン初の4連勝を狙ったこのゲーム、先発マウンドを託されたのはここ2試合、らしくない投球が続いている野上亮磨投手です。このゲームでは5回0/3、7安打を打たれ3失点と結果的にはなかなか先発としての役割を果たせずという形になってしまいました。
ただこのゲームの野上投手は、良く粘ってくれたと思います。もちろん本来の出来ではありませんでした。得点を貰った直後の失投による被本塁打は反省するべきで、もう少し力みを抑えないといけないでしょう。全体的にそうなのですが、もう少し低めに制球をしないと、なかなか本来の投球はできてこないでしょう。野上投手は、少々暴れたボールで抑えられるタイプの投手ではないはずです。キレのあるストレートを低めに投げ込み、スライダーやカーブを織り交ぜながらピッチングを組み立てていくタイプのはずです。このゲームでも本当に僅かかもしれないのですが、上体に力が入っていて、力みが目立つように思います。
それでも5回表、2点目を取られ続く2死1塁2塁のピンチでは、大島選手を本日最速の146km/hのストレートで空振り三振に取りました。野上投手は奪三振をピッチングスタイルとはしていないのですが、この1球は非常に魂のこもったボールでした。ただこの場面で野上投手は完全燃焼してしまったのでしょう。6回表は先頭のルナ選手に少々甘く入ったシュートを2塁打を打たれてしまい、ここで降板となります。
その後はリリーバー達が失点を重ね、逆転を許し8点もの失点を許してしまいます。

このゲームでは藤原良平投手武隈祥太投手もリリーフ待機していました。結果論になる部分もあるのですがこのゲーム、野上投手は5回までその後はあらかじめ投げる投手を決めておき、充分な準備を行った上で起用していった方が良かったでしょう。無死2塁と厳しい場面で登板となったランディ・ウィリアムス投手にしても後を次いだ藤原良平投手にしても、どこかバタバタしたような登板となってしまった部分があると思います。
仮の話にはなりますが、リリーバーに起用方針をしっかと理解させ、自分のポジションで投げさせ、それで失点をしてしまったのであれば、リリーバー投手そのものの実力不足ですから仕方ありません。しかしこのゲームではどうも継投も後手に回ってしまった印象があります。


また野手の起用面でも疑問点がつく場面がありました。8回裏に8番の炭谷銀仁朗選手の打席で代打として脇谷亮太選手を起用します。8回裏は脇谷選手で攻撃が終わり、最終回に入る訳ですが、9回表の守りでは8番に投手である武隈選手、9番に2人目の捕手である岡田雅利選手を起用しました。
そして9回裏はその岡田捕手からの打順となります。点差は4点差です。今のライオンズは捕手が2名体制ですので、当然先頭打者の岡田選手に代打は出せず、先頭打者の岡田選手はライトフライに倒れてしまいます。
ここで疑問なのは、9回裏の攻撃が9番の岡田捕手が先頭打者になってしまう点です。そのまま9回表の段階で8番に岡田捕手をそのまま入れ、9番に武隈投手をそのまま入れれば、9回裏の先頭打者は9番の武隈投手になります。そうすれば9回裏の先頭打者の段階で代打を使っていけます。
もちろん岡田選手に打席を経験させるのは非常に重要な事だと思います。しかし点差は4点でランナーが溜まってホームランを打っている4番中村剛也選手や5番エルネスト・メヒア選手に打席を回せば、何が起きるか分かりません。
よってここで足のあるアブナー・アブレイユ選手金子侑司選手で内野安打を期待する事も出来ますし、打つのであれば大崎雄太朗選手木村文紀選手も残っていたのです。岡田選手には失礼ですが、ヒットが出る確率は岡田選手よりも上に名前を挙げた4名の選手の方が高いはずです。
当然ベンチとしても諦めた訳では無いはずですが、ファンの目から見ると疑問に残る部分となってしまいました。春先のような打撃不振の状況ではなく、ホームランも期待できる打者の居ますし、上位打線の上体も上がって来ています。4点差でも追いつき追い越すんだ、というベンチワークを見せて欲しかったように思います。


残念ながら4連勝は逃してしまいましたが、連敗しない事が大切です。火曜日からのDeNAとの対戦から再びの連勝を期待したいと思います。



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2014.05.31 vs 中日ドラゴンズ

2014.05.29 13:00開始 at 西武ドーム
埼玉西武5-1中日
【勝利投手】岸(6勝2敗0S)
【敗戦投手】雄太(1勝1敗0S)









まず森本稀哲選手の活躍を無視できないでしょう。初回、先制を呼び込んだ2ベースヒットですが、森本選手の足で2塁を陥れ、セカンドベース上ではヘッドスライディングを見せてくれました。
また6回表、1死の場面では大島選手のライト前へ落ちそうかという打球をダイビングでキャッチし、岸孝之投手を、チームを助けてくれました。もちろんヘッドスライディングに関しては一歩間違えれば大怪我につながるプレーですから、細心の注意を払わなければいけないでしょう。
言いたいのは、今のライオンズでガッツを持って、一番熱く強い気持ちでプレーしているのは森本選手ではないでしょうか。年齢は33歳と、決して若い選手ではなく、ライオンズの布陣の中ではベテランといえる選手です。これまでのライオンズは、こういった経験豊富なベテラン選手の不在でチームが苦しんだ時期がありました。日本ハム、横浜DeNAで培った経験をライオンズの若い選手に背中で伝えほしいですし、森本選手自身も昨年はDeNAで出場機会すら与えられず、モチベーションも上がらなかったと思います。2014年シーズンは「野球をできる喜び」を前面に押し出してプレーをしてほしいと思います。


7回裏、3点目の大崎雄太朗選手のスクイズも素晴らしかったと思います。無死1塁2塁から炭谷銀仁朗選手の送りバントで1死2塁3塁で、岸投手の代打は大崎選手、という場面でした。
ドラゴンズのバッテリーそして内野陣は全くスクイズを想定していないように見えました。セオリーで考えれば、1本のヒットで2点を取れる場面ですから、打たせてくる場面だと思います。敢えてそこでスクイズを仕掛けることによって確実に終盤の1点を取りに行きました。これこそ伊原春樹監督が掲げた「相手の隙を突く野球」ではないでしょうか。采配を決めた伊原監督も上機嫌でしょう。
開幕直後は小技と言われるエンドランやスクイズなどを乱発するゲームも見られ、勝てるゲームを落としてしまうことがありました。しかしこのゲームやここ最近のゲームでは、隙を見てエンドランやスクイズをかけていけるようになり、そうすれば勝てるゲームも多くなっていくでしょう。
こういった野球をしていけば、ライオンズにゲームの流れをぐっと寄せることができます。2番手で登板した増田達至投手の三者凡退の素晴らしいピッチングも、エルネスト・メヒア選手のダメ押し2ランホームランもこの流れから生まれたものかもしれません。


さてこのゲーム、私は西武ドームで観戦していたのですが気になる点が一つありました。
序盤から、ブルペンで投球練習を行う岡本洋介投手に対して、ブルペン担当に配置替えとなった清川投手コーチが何やら指導を行っていた点です。おそらく腕の振り方や、体重移動などのフォーム全般の事を話していたと思います。それも数分ではなかったように思えました。
清川コーチとしては洋介投手に対し、ベンチコーチの時から何か気になっていた事があったのかもしれません。やはりチーフ格であるベンチコーチですと、勝つための継投を考えるのに精いっぱいで、なかなか選手個々の技術の部分まで触れるのは難しいかと思います。ブルペン担当となったことで、主にリリーバー達がどういう状態なのかあるいはどういう性格なのか、どういうタイプなのかという事を再認識し、気になった部分はどんどん選手たちに伝えていっていいと思います。石井投手コーチよりも野球界での経験は長い清川コーチですから、経験から気になる面は出てきているはずです。このゲームで洋介投手は登板機会がなく、どう変わったかまではわかりませんし、1回の登板で変わるかというと必ずしもそうではないでしょう。
ただこの配置転換は、もしかしたらいい方向に転がるかもしれない、と感じたゲームでした。

エースである岸孝之投手は、序盤不安定な部分もありましたが「尻あがり」という表現が合う内容でした。前回は序盤から飛ばし、中盤以降捕まってしまったので、反省もあったかと思います。このゲームでは中盤から本来のストレートが戻りましたし、本来のピッチングと言っていいでしょう。7回109球という投球数で降板となりましたが、前回も書いたとおりDHの無いゲームで打席に入りますので、仕方ありません。よく投げてくれたと思います。
やっとながら今シーズン初の3連勝です。本当に長かったですし、まだまだ借金もあります。しかしライオンズらしい野球が戻ってきました。今後少しでも安定したゲーム運びができればいいと、そう感じます。




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武山真吾捕手 中日ドラゴンズへトレード移籍

本日、武山真吾捕手が金銭トレードによって中日ドラゴンズへ移籍することが発表されていました。前々から話にはなっていましたが、ようやく実現したトレードであるでしょう。私個人的にも武山捕手をもっとチャンスのある球団へ早く放出するべきと考えていました。
武山捕手にとっては非常にプラスで前向きなトレードであります。このままライオンズに在籍していたとしてもなかなか出場機会は無く、ファームでも森友哉捕手が積極的に起用されている状況を考えると、新天地への移籍が決まって良かったと、個人的には思います。




武山捕手は愛知県名古屋市緑区の出身だと言います。つまり中日ドラゴンズは地元の球団で、移籍先としては最高でしょう。加えて中日の首脳陣には、波留敏夫氏や佐伯貴弘氏などベイスターズ時代に武山捕手を知るスタッフも居ます。これも武山捕手に非常にプラスです。
加えてドラゴンズには捕手は7名在籍していますが、1人は選手兼任の谷繁元信監督であるため、実質的には6名です。加えて小田幸平捕手は37歳と怪我が多いポジションですからなかなか計算が立ちません。よってセリーグのベイスターズで経験もある武山捕手に白羽の矢が立ったのでしょう。ベイスターズ時代の2010年に95試合出場している経験や各打者の情報量で、ドラゴンズでは1軍でレギュラーを獲れるよう頑張ってほしいと思います。常々書いてきている通り、捕手は出場試合数が経験値としてモノを言う場面があります。セリーグのベイスターズで正捕手争いの筆頭であったことは大きな武器でしょう。またセリーグのライバル球団であるDeNAベイスターズ選手個々の情報の取得も狙いの1つなのかな、と感じます。ドラゴンズ落合博満GMはそうyいった情報戦が非常に巧く、ベイスターズあらコーチ陣を引っ張ったのもそういった目論見があるでしょう。
ライオンズでは炭谷銀仁朗捕手から残念ながら正捕手の座を奪う事が出来ず、病気も影響して1軍定着もままなりませんでしたが、ドラゴンズでは1軍定着のチャンスはあると思います。今年30歳とまだまだ衰える年齢でもありませんから、地元に帰ってもう一花咲かせてほしいと願っています。


ライオンズ側の思惑としても武山捕手にもっとチャンスをと考えていたのでしょう。ですからシーズン中では異例とも言える金銭トレードでの放出と推測されます。金銭を得たということは、獲得が決定しているメヒア選手の資金にもなりますし、もしかしたら新たなトレードなどの補強もあるかもしれません。
よって入団が決定しているメヒア選手の背番号は52となることが濃厚かと思います。メヒア選手にとっても52番は縁のある番号だということです。

ライオンズで1軍定着とはならなかったのは残念ですが、新天地ドラゴンズ、そしてナゴヤドームで大活躍を見せて欲しいと願うばかりです。



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