レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~


ライオンズファンのライオンズファンによるライオンズファンのためのブログです。

ニュース など


CATCH the FLAG 2018
栄光をつかみ獲れ!

先発ローテーション争いに生き残った多和田真三郎投手

10日に倉敷で行われたイーグルスとのオープン戦で、多和田真三郎投手が先発し5イニングを投げて2失点とアピールし、開幕時の先発ローテーション入りに向けて前進したと言っていいでしょう。おそらくあと1回投げて問題なければ「当確」と言うべきなのでしょうか。
ゲーム内容としては5イニングで7安打を許すなど、塁上を賑わせたのですが崩れずに2失点と何とかゲームを作ってくれたと評するべきでしょう。
その前週のカープ戦では3イニングで9失点とKOとなってしまいましたが、1週間でしっかりと調整してくれました。カープ戦での炎上に関しては、気温が低い状態が続いた宮崎キャンプでの調整不足と、そもそも多和田真三郎投手は良い時と悪いときがハッキリしているタイプですので、そこまでは心配していません。

ただ10日のピッチングを見ていると、制球面ではようやく安定したように感じますが、ボールの力(球威)に関してはまだまだというレベルなのでしょう。この時期の打者に対してストレートをしっかりと対応された場面が見られました。変化球はTV画面越しでもキレを感じますので、あとはストレートというところなのでしょうか。このあたりはもう少し投げ込みを行って、調整をしてくれれば問題ないと感じています。

リリーバーは高橋朋己投手の目処がついている点とニール・ワグナー投手が機能しそうな点を考えると、
クローザー増田達至投手にどう繋ぐかは別途考えるとして、心配はいらないでしょう。
ですので課題は先発ローテーションになりますが、現段階での先発ローテーションを整理してみると、開幕投手である菊池雄星投手は確定。残り5枠の争いになってきています。
これに加え、十亀剣投手が2番手、ブライアン・ウルフ投手が3番手と実績も加味するとここまではほぼ確定と見ています。



ですので残り3枠ということになりますが、まずファビオ・カスティーヨ投手のキレのあるストレートと適度に散らばる変化球は見逃せず、制球面でも苦労しないということを考えると、高い確率でローテーションに入ってくるのではないかと思います。ブライアン・ウルフ投手とセットになるかもしれませんが、良い新戦力となるでしょう。

後の2枠は、ここに出た多和田真三郎投手、高橋光成投手と言いたい所なのですが、ここがまだ決まりませんね。もちろんこの2投手が入ってくれれば良いのですが、ドラフト3位の伊藤翔投手や新加入である高木勇人投手もアピールをしてくれていて、まだ当確とは言えないでしょう。逆に言えば伊藤翔投手や高木勇人投手も先発ローテーションに入る可能性は十二分にあります。

先日小石博孝投手の好調ぶりが新聞記事になっていましたが、これだけリリーバー層が厚いチーム状況であれば、先発投手はまずは6イニングを投げてくれれば良いでしょう。もちろん菊池雄星投手や十亀剣投手のように、完投完封能力がある投手にはそれを期待しますが、今の段階でのチーム構成を考えるとそうではないと思います。
ファビオ・カスティーヨ投手も完投完封というよりはゲームメイキングをしてくれるタイプだと思っています。そこで層の厚いリリーバーと12球団屈指の攻撃力でカバーするという、今シーズンの戦い方が見えてきたように感じます。

万全を期すのであれば、先発タイプの外国人投手または去就が決まっていない投手をもう1名追加で獲得しても良いと思います。高齢がネックかもしれませんがベイスターズを戦力を戦力外となった久保康友投手やタイガースを戦力外となったメンドーサ投手など、実績のある投手に声を掛けてみるのも良いのではないかと思います。
開幕まで20日を切り、そろそろ開幕時の陣容を決めなければなりません。特に先発ローテーション重要なポジションになるので、より高いレベルでの争いを期待しています。



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先発転向の可能性が出ている武隈祥太投手

今シーズンのライオンズの話題において、1つ注目となっているのが武隈祥太投手の先発転向プランでしょう。一部スポーツ紙に置いて報道され、現在行われている紅白戦でも2イニング以上投げています。シーズン中は基本1イニング以内の登板イニングとなっている武隈祥太投手において、これまでとは違う調整法になっていると感じます。



武隈祥太投手の先発転向において、チームとしてやはり若干投手の配置を変えなければならない部分が出てくると感じます。これは言うまでもなく、2017シーズンまで武隈祥太投手が務めていた比較的浅いイニングでの左腕リリーバーを誰に任せるか、という点でしょう。
これに関してば当初、高橋朋己投手と考えていましたが、これまでのキャンプでドラフト1位ルーキーと齊藤大将投手が有力候補になってくると感じています。A班に抜擢され、ピッチングを披露してくれる中で、対左打者に関しては即戦力レベルだと感じています。特に左打者のインローに落ちる変化球は一級品で、これだけでも対左打者には相当な脅威になるはずです。
しかし右打者に対して齊藤大将投手がやや投げにくそうな場面も見られ、そうなると先発ローテーションに入れるには苦しいでしょう。このような状況であれば、齊藤大将投手を武隈祥太投手の代わりに比較的浅いイニングの左腕リリーバーまた対左打者のワンポイントという形で起用できるのではないかと考えています。
そしてトミージョン手術から復帰するであろう、高橋朋己投手はもっとイニングが進んだ場面での1イニングを任せ、セットアッパーという形での起用が良いのではないかと思います。

さて武隈祥太投手の先発プランは、個人的には賛成です。
最大の理由は武隈祥太投手が過去4シーズン連続で、45試合以上の登板数をこなしていますし、2015シーズンからは3シーズンは60近いイニングで登板しています。今シーズン29歳となる武隈祥太投手がこれだけのイニングを登板しているということであれば、登板過多と見るのが正しいのではないかと感じます。
そこで2018シーズンは先発ローテーションに入り、基本的に6日で100球〜120球という形で間隔を取ってあげれば、リリーバーとして毎日ブルペン入りするよりは身体への負担は少ないのではないかと考えています。これまでは左腕リリーバー不足や高橋朋己投手の離脱でなかなか配置転換が出来ませんでしたが、高橋朋己投手の復帰見込み、野田昇吾投手の台頭と齊藤大将投手の入団という2018シーズンですので、今がチャンスであると見ています。

ただ課題もあるでしょう。
やはり何年も先発としての調整をして来ませんでしたので、キャンプからオープン戦での調整は難しいのではないかと感じます。また球種としても現在はストレートと代名詞であるチェンジアップで約8割の投球バランスですので、もう少しスライダーとカーブの割合を増やすことができるような投球術も必要でしょう。
ライオンズの先発ローテーションの中で、左腕は菊池雄星投手のみで、それに続く存在として武隈祥太投手への期待がかかっています。佐野泰雄投手という名前も出てきてはいますが、1軍での実績という意味では武隈祥太投手の方があります。

優勝が見えてきたチームの中で、やはり1番の課題は先発ローテーション投手がしっかりと機能するかということになりますから、武隈祥太投手の配置転換が成功するか、大きなポイントになりうると考えています。先発ローテーションに配置転換ということになれば、ローテーション入りできるよう期待をしています。




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想像以上に投手陣の層の厚さを感じるライオンズ

春季キャンプも第1クールが終わり、着々とアピールをする選手が出てきています。これは就任2年目を迎える辻発彦監督も非常に手応えを感じているだろうと思います。
ただ心配な点は、高知春野で行われているB班(2軍)キャンプにてインフルエンザB型に感染する選手、首脳陣、スタッフが増えているという点です。これだけB班でインフルエンザが蔓延している状況では、なかなかA班とB班の入れ替えが行えないでしょう。万が一、インフルエンザがA班にも蔓延してしまうことになれば、オープン戦を含めた今後の調整に非常に大きな影響が出る可能性があります。まずは一刻も早くインフルエンザの猛威が収まって欲しい、と願うばかりです。



さて本題に入りますが、今回のキャンプでは野手陣が順調な調整を見せてくれていますが、それ以上に投手陣のアピールが素晴らしいと感じます。2018シーズンは「投手が課題」とか「投手が絶対的に足りない」と言われてしまっていますが、そのような心配を忘れてしまうような形に現状なっていると感じます。
動画を見る限り、実績のある投手の名前を挙げると、やはり十亀剣投手とジャイアンツから加入した高木勇人投手が現段階で非常に順調に見えます。特に高木勇人投手は昨シーズン負傷した右指の影響も動画を見る限りでは無さそうです。リリーバーと先発を行ったり来たりする形ではなく、先発ローテーションを任せるという形でしっかりと調整させれば、1軍の先発ローテーション入りの候補に入ってくるだろうと思います。

そしてルーキーのうちの1人、ドラフト1位の齊藤大将投手(明大)でしょう。個人的には1年目から1軍では厳しいか、と思っていましたが、思ったよりもピッチングフォームがまとまっており非常に面白い存在だなと感じます。もしかすると先発ローテーションの候補に入ってくるのではないか、と思います。
同じ左腕の菊池雄星投手とは全く違うタイプで、見る限り捕手のミットのところで伸びるという表現が適切か分かりませんが、非常にキレを感じる投手です。ピッチングフォームはスリークォーターで違えど、武隈祥太投手に近いキレを持っていると思います。
またピッチングフォームもスリークォーターで、打者からボールの出所が見にくいスモーキーのようなフォームであると見ています。完投・完封をするタイプではないかもしれませんが、ゲームメイキングの能力は非常に高いように見えます。菊池雄星投手に続く左腕ローテーション投手として期待できるかもしれません。

もう1名のルーキーであるドラフト3位、伊藤翔投手はこれまでも書いてきているように、今シーズンの新人投手でNo1でしょう。今シーズンの先発ローテーション入りを期待しています。

そしてキャンプで評論家陣も含めて、一番の成長株と目されているのが大卒2年目の中塚駿太投手でしょう。昨シーズンオフにオーストラリアウインターリーグに派遣され、そこから頭角を現した投手です。ルーキーイヤーの昨シーズン、9月24日に1軍デビューを果たしますが全くストライクが入らないとう課題が出ていました。
しかしオーストラリア修行で制球力が向上したのか、この春季キャンプではA班に抜擢されました。やや重量オーバーだった身体を絞った効果なのか、ピッチングフォームのバランスが昨シーズンより向上したと感じます。その結果、持ち前の球威はそのままに制球力が落ち着いたようにも見えます。
ここで中塚駿太投手をどこで起用するか、という話になると思います。渡辺久信SDは「リリーバーが面白い」という趣旨の発言がありました。先発としてもリリーバーとしてもやってくれるだろうと思いますが、持ち味が出るのはリリーバーではないかと思います。やはり中塚駿太投手の球威を持ってすれば、長いイニングをペース配分しながら投げるよりは、短いイニングを全力で投げたもらったほうが持ち味が出るのではないかと思います。
これから最適なポジションを考えると思いますが、個人的にはリリーバーで見てみたい投手だと思います。

タイトルにも書きましたが、この春季キャンプでは投手陣で楽しみな投手が出てきました。もちろん全てが活躍とは行かないにしても、課題の投手陣に新戦力が出そうです。この他にも新外国人投手や高橋光成投手、本田圭佑投手など1軍定着を狙う投手が出てくる中で、開幕のローテーション、1軍入りの投手がどのような顔ぶれになるか、今から非常に楽しみであります。




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スライダーを習得する増田達至投手

ライオンズの言わずと知れたクローザー、増田達至投手が新球としてスライダーの習得を目指しているようです。2017シーズンはライオンズの絶対的クローザーとして2位躍進に貢献してくれましたが、その一方で5敗を喫しました。1つでも負け数を減らすために、スライダーを習得するようです。



増田達至投手はこれまでも概ね2種類のスライダーを投げてきましたが、変化方向ではなく変化量の大きさの大小による2種類のスライダーです。曲がりの小さな「マッスラ」と言われるボールと横方向のスライダーになります。よって空振りを取りやすいスライダーではなく、どちらかと言えばバットの芯を外すようなスライダーになります。
しっかりと調整ができていて、ストレートの球速や質がしっかりとしていればそこまでの問題ではありませんが、登板過多などでストレートが少しでも落ちると、空振りを取るボールが事実上ありませんので苦しくなってしまいます。
2017シーズンは57試合登板で防御率2.40となかなか良い数字ですが、5敗という数字と被本塁打7、この点が気になりますし、6月の防御率が5.91、またホークス戦の防御率が6.10と、場面によっての数字に物足りなさが残る成績に見えてしまいます。

2018シーズンのライオンズはリリーバーにおいて、牧田和久投手とブライアン・シュリッター投手の退団でセットアッパー以降に2名の空きがあります。これまでも書いてきているようにリリーバーに関しては戦力が豊富で穴埋めは可能ですし、大型補強も必要ではないと考えています。
しかしリリーバーを構築する上で、やはりゲームを締める役割になるクローザーはやはりいち早く絶対的な投手を構築しなければならず、まずクローザーを決めなければ他のセットアッパーやリリーバーの配置を決めることが出来ないでしょう。

そういった意味で増田達至投手がいち早くクローザーの座を決めてくれることが、チームにとって一番良いことであろうと思います。
メジャーリーグでもそうなのですが、長打や本塁打を打たれることを防ぐには、やはり縦方向の変化球が必要です。よって1発長打や本塁打が許されない場面のクローザーでは落ちる変化球を投げる投手、奪三振率の高い投手を選定することが1つの基準となっています。
これまでも増田達至投手は落ちる変化球の習得を目指したことがあります。数年前にはフォークボールの習得を目指しましたが、指の長さが短いということでこれは断念したのでしょう。ですので今回、横変化のスライダーと大きく握りが変わらないスライダーという球種で、縦方向への変化をつけるということになったのだと思います。
増田達至投手のストレートの力強さ、球速は申し分ないレベルだと思います。それに加えて空振りが取れる縦方向への変化球を組み合わせれば、ホークスのサファテ投手レベルのクローザーになりうるのではないか、と思います。

増田達至投手への信頼は今シーズンも揺るぐことはないでしょう。しかしながら新たに縦スライダーを習得することで、どんなときでもしっかりとゲームを締めてくれてセーブ王を獲得してくれるようになれば、ライオンズの優勝もぐっと近づくと思います。





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牧田和久投手の後継者の期待がかかる與座海人投手

メジャーリーグ、サンディエゴ・パドレスに移籍した牧田和久投手の後継者として、ドラフト5位ルーキーである與座海人投手の注目が集まっています。岐阜経済大学出身、ご存知のようにアンダースローの投手で、牧田和久投手のピッチングフォームを徹底的に研究して、今のアンダースローを完成させたようです。動画サイトなどにいろいろな映像がありますが、ピッチングフォームそのものの牧田和久投手に非常に似ていて、非常にオーソドックスなアンダースロー投手と言えるでしょう。
大学4年でここまで強いフィジカルを持って、完成されたアンダースローのピッチングフォームで投げられるのですから、やはり完成度の高い投手なのだろうと思いますし、改めて能力のある投手だと思います。



球速としても牧田和久投手の同様、ストレートが130km/h前後を計測しますし、低めのコーナーに対する制球力も高く、カーブを交えた緩急も素晴らしいと感じます。ですので牧田和久投手の後継者になるポテンシャルは充分だと見ています。

牧田和久投手のスーパークイックのように「打者のタイミングを外す技術」は、また途上だと見えます、そもそも本格的にアンダースローに転向したのは大学時代ということで、ある意味、まだまだ伸びしろが大きいと見るべきでしょう。
昨年秋のドラフト会議ではポスティングでメジャー移籍の可能性の高かった牧田和久投手の後継者として、ライオンズは絶対に指名したい投手であったので、入団に至り非常に良かったと思います。

ドラフトの順位は5位と、決して高くはありません。むしろ下位指名と見るべきでしょう。
その要因として上に書いたとおり、大学でアンダースローに転向しましたのでまだまだアンダースローとしてのキャリアが浅いためでしょう。仮に與座海人投手が社会人出身であったり、もう少しアンダースローのキャリアが長ければ、もう少し上の順位での指名になったと思われます。

もう1つ與座海人投手の身長が173cmとプロ野球選手とすれば小柄ということになります。牧田和久投手が177cmですから、5cmの差が出ます。この身長差がプロでどのように出るか、ここがまだ未知数と言えるでしょう。
身体の大きさを利用した躍動感や力強さが牧田和久投手よりも小さくなることが確実です。よってプロでは投球術を身に着け、打ち取ると言うよりは自分のバッテイングをさせない投球術ができるか、鍵になるでしょう。

よって與座海人投手はプロ1年目から大活躍、と言うよりは少しプロでの準備期間が必要になると思います。プロ1年目で1軍で投げるとすればリリーバーになりますし、2年目以降で先発ローテーション入を目指すという可能性も出てくると思います。
このあたりはチーム事情や本人の状態によって変わるものと見ていますので、今後決まっていくでしょうか。

いずれにしろ牧田和久投手の後継者になりうる存在であると思います。
いずれはWBC等の大会で大活躍する存在になって欲しい、と思いますので、飛躍を期待しています。



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牧田和久投手 サンディエゴ・パドレスと契約合意

メジャーリーグ、サンディエゴ・パドレスがライオンズからポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指していた、牧田和久投手の獲得を発表しました。2年契約で総額400万ドル(現在のレートで約4億5200万円)という金額のようです。金額はともかく、メジャー契約を出来て勝ち取ることが出来て本当に良かったと思います。メジャーリーグの舞台で希少なサブマリンですので、持ち味をしっかりと出して活躍を期待したいと思います。



さて獲得合意に至ったサンディエゴ・パドレスですが、個人的には非常に良い球団に入団できたのではないかと考えています。
まずここまでの情報では、パドレスは牧田和久投手をリリーバーとして考えているようです。パドレスではクローザーとしてブラッド・ハンド投手の存在があります。90年生まれで今年28歳と比較的若いクローザで、2018シーズンもクローザを務める可能性が高いでしょう。
しかしNPBでいうセットアッパーの投手に苦労し、成績を見ても防御率2点台という投手がなかなか見つかりません。ナショナルリーグ全体を見ても、2017シーズン、パドレスの救援防御率は15球団中12位と苦労したようです。
つまり牧田和久投手がリリーバーとしてメジャーの枠に入るのは他チームと比較して、比較的容易ではないかと思います。ですので故障など無ければメジャーリーグの舞台で投げる姿が見えるのではないか、と考えています。

またアメリカ西海岸のサンディエゴはメキシコ国境に近く、冬も温暖で夏の暑さもそこまでではないようです。ですので本拠地の気候によって身体に大きな負担がかかるということはなさそうです。
そしてパドレスではNPB、MLB双方で活躍した、野茂英雄氏と斎藤隆氏が球団アドバイザーを務めています。実際に選手たちとどのくらいコミュニケーションを取るかどうかは分かりませんが、キャンプ等で気がかりな事があった際に、頼れるスタッフが付いていることは非常に心強いと思いますし、MLBでのプレー経験を牧田和久投手に伝えてくれることができれば、非常に心強いのではないかと考えています。

ライオンズとすれば計算できるリリーバーが抜けてしまうことになり、非常に戦力的には痛いと感じます。ただここは1人で埋めるわけではなく、高橋朋己投手や大石達也投手、更にはドラフト1位入団の齋藤大将投手もリリーバーとして1年目から活躍できる可能性もゼロではないと思います。
牧田和久投手のメジャーリーグでの活躍を祈り、ライオンズでは牧田和久投手の穴をしっかりと埋めて優勝日本一を達成することを祈っています。





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郭俊麟投手は先発ローテーションに入れるのか

2018シーズンから背番号と登録名が変更になるのが、郭俊麟(クォ・ジュンリン)投手です。これまでの「カク・シュンリン」という日本語読みから「クォ・ジュンリン」という台湾読みへの変更と、背番号12から69への変更です。
郭俊麟投手はプロ1年目に3勝を挙げるものの、2016シーズンと2017シーズンは2年連続で0勝、特に2017シーズンは1軍での登板はなく、ファームでも公式戦では登板記録が無いようです。「実質的な大卒投手」と呼ばれて3年経ちますが、一体どうしたのでしょうか。



郭俊麟投手に関してはいろいろな情報が出ていますが、どれも西武球団はもちろんメディアを通じて出てきた情報ではなく、今どのような状況なのか、そもそも投げられる状況なのか、という事も分かりません。怪我という情報もありますが、昨年末の雑誌の情報によれば「原因不明の不調」と書かれており、やはり投げていてもピッチングになるレベルでないと見るべきなのでしょう。

辻発彦監督からも名前が出てこず、本来であればFA移籍した野上亮磨投手の穴を埋める存在になって欲しいところですが、名前すら出てこないのは非常に寂しく思います。郭俊麟投手は技術面というよりはメンタル面での弱さが指摘されています。例えば不運なヒットや味方のエラーでピンチを作ってしまうとどうしても力が入ってしまい本来のピッチングができない事が多いように感じます。
郭俊麟投手の実力が本当の意味で無いということであれば、台湾代表に選ばれることもないでしょうし、西武球団としてもすでに見切りを付けているはずで、2018シーズンも契約をしたということはそれだけのポテンシャルを持ち合わせているということになります。

今シーズンオフはこれまでと違い、国際大会に出場することもありませんし、ファンやメディアからの注目度も下がって、より一層2018シーズンに向けての準備が集中してできる時期になります。
また2018シーズンは2軍投手コーチとして球団OBの許銘傑コーチが入閣します。一説によると郭俊麟投手の復活ために招聘されたといっても過言ではない人事だそうです。おなじ台湾出身でNPBを経験しているコーチの存在が郭俊麟投手を変えてくれるという人選です。
これまでメンタル面での課題が指摘された郭俊麟投手にとっては非常に心強い存在になるだろうと見ています。技術面での指導はもちろんですが、サポート役になってもらうことで、何とか2018シーズンこそ先発ローテーションに入れるようにと期待しています。

2月1日から始まる春季キャンプのA班(1軍)及びB班(2軍)の振り分けは発表されていませんが、おそらくB班スタートになるでしょう。そこからミンチェコーチの指導を受けた上で、1軍を目指すということになるのではないかと思います。
現段階での状態がなかなかわからないのでなんとも言えませんが、2018シーズンは開幕からバリバリと言う訳ではなく、年間で5勝前後してくれれば、2018シーズンは御の字ではないかと思います。逆にそのくらい勝ってもらわないといけないでしょう。

実質大卒投手と言われてはいますが、外国人枠ですので2018シーズンで結果が出なければオフには育成選手に降格、最悪の場合解雇という形になってしまうと思います、それは避けるためにも2018シーズンは1軍で投げる姿を見たいものです。





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優勝ラインを85勝と設定した辻発彦監督

先日所沢で行われたファンを前にしたトークショーで、辻発彦監督が優勝ラインを「85勝」に定め、そこを目標にする事を宣言しました。2017シーズンが79勝61敗3分という成績でしたので、2017シーズンから「6勝」の上積みが必要になります。


この「プラス6勝」を達成するために、来る2018シーズンは、各個々の選手達が10%前後のレベルアップを達成する必要があるでしょう。そうしなければこの85勝という数氏の達成は難しくなるはずです。
さて2017シーズンパリーグ優勝を達成したホークスの成績は94勝でした。ですのでホークスが2017シーズンが同じペースで勝ち進むことになれば、当然厳しい結果になるでしょう。ただこの点はライオンズが対ホークス戦で9勝16敗と7つのマイナスを作っていますので、ここが大きなポイントになるのではないかと考えています。
つまりライオンズがホークス戦で数字が逆になる16勝9敗、という数字にすることができれば、辻発彦監督が話す「優勝ライン85勝」は現実的になる点、またセ・パ交流戦でホークスと同等の成績を残すことができれば、ライオンズの優勝は自ずと見えてくるはずです。

話が逆になってしますが、セ・パ交流戦では2017シーズンの成績で優勝したホークスと比べ、1.5差の2位でした。勝利数では2つの差があります(ホークス12勝、ライオンズ10勝)。ライオンズもセ・パ交流戦において悪い成績ではありませんが、ホークスを追うためにはやや物足りない数字であったかと思います。
ですので2018シーズンはセ・パ交流戦で優勝、もしくはパリーグ内でトップの数字を残すことが1つの条件になるかもしれません。

そして対ホークス戦で勝ち越しを達成するためには、やはりホークス戦のビジターでの戦いになるでしょう。福岡のファンの方々は振り返りたくもないかもしれませんが、対ホークス戦のビジター(ヤフオク、北九州)では1勝12敗と大きく負け越しているどころか、勝負になっていないのが現状です。特にヤフオクドームでの防御率は7点台後半で、「よく打たれている」という印象ばかりあるのではないでしょうか。
聞くところによれば、福岡ヤフオクドームのマウンドは非常に固く、個人差はあるものの非パワー系の投手には非常に苦労するマウンドのようです。
この話はいつ頃だったでしょうか、辻発彦監督のコメントからも出ており、土肥義弘投手コーチを始めとする首脳陣でも把握している事項かと思います。しかしこれまでのライオンズにはヤフオクドームを得意とするパワー系統の投手が居らず、このあたりが福岡での相性が悪い一員となっているのかもしれません。

そのことを見越してかはわかりませんが、西武球団は2018シーズンの先発ローテーション候補として、前ドジャースのファビオ・カスティーヨ投手(前ドジャース)を獲得しました。ファビオ・カスティーヨ投手はフォーシーム押しのパワーピッチャーで、近年獲得しているブライアン・ウルフ投手などと異なるタイプと言えるかと感じます。もちろん日本での実績が全くない投手ですので投げてみなければわからないのですが、これまでのヤフオクドームにおける戦いとは一味違う戦いになってくれれば良いのではないかと感じます。

もちろんこれ以外にも「85勝」を達成するために必要なことは数多くあるでしょう。「プラス6勝」と考えれば簡単かもしれませんが、攻撃力投手力ともに解決しなければならない課題も多くあると思っています。2018年は10年ぶりの優勝そして日本一へ、まずはチームとしてホークスを倒し達成をしてほしいと思います。


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