2017.09.01 18:00開始 at ほっともっと神戸
オリックス●7-2○埼玉西武
【勝利投手】野上(9勝8敗0S)
【敗戦投手】ディクソン(8勝9敗0S)
【ホームラン】埼玉西武:山川14号 オリックス:なし
ここまで非常に対戦成績も悪く、苦手とするバファローズ戦。しかもディクソン投手が先発ということで苦戦も予想されましたが、1点を先制された直後の3回表の見事な集中打で逆転し、勝利を収めました。
まずこのイニング、先頭の秋山翔吾選手が倒れて、1死後に口火を切ったのは2番森友哉選手です。まずこの対戦では初球でインコースのストレートを見送り、S1となりますが、2球目同じコースのカーブ振り抜き、ライト前ヒットで出塁します。続く浅村栄斗選手は死球で1死1塁2塁とチャンスを作ります。
ここでこのゲーム4番に抜擢された山川穂高選手の登場です。この打席で初球のやや低めのカーブをセンター前に落とすタイムリーヒットで1−1と同点に追いつきます。続く5番栗山巧選手も初球のややアウトコースのストレートをレフトへ打ち返し、タイムリー2ベースヒットで2−1と逆転、ここから呉念庭選手もカーブを引っ張りタイムリーヒット、外崎修汰選手も低めをストレートを上手く拾いレフトへタイムリーヒット、岡田雅利選手はほぼ真ん中のストレートをセンター前タイムリーヒットと、このイニング6本のヒットと山川穂高選手から5連続タイムリーヒットで5点を奪い、5−1と一気に逆転に成功しゲームの主導権をかっちり掴み取ることができました。
中でもこのイニングのヒットは全てファーストストライクを打ち返しているところが特筆できる部分でしょう。打ち返した球種はカーブあストレートなのですが、球種に関わらずとにかくファーストストライクを振りに行っています。死球となった浅村栄斗選手や凡退した9番源田壮亮選手であってもファーストストライクはしっかりとスイングに行っていますので、ここがチームとして辻発彦監督あら橋上秀樹コーチ、嶋重宣打撃コーチを経てしっかりと選手たちへの指示が伝わっている部分であります。
やはり苦手とするディクソン投手を攻略するには、このようにチームとして1つの方針をしっかり守って攻撃をしなければ攻略は難しいと思います。やはりこのイニングの集中打は見事で、この部分が今シーズンのライオンズの強さの秘密ではないかと思います。
打線ではその後のイニングで無得点が続きましたが、9回表に4番山川穂高選手がダメ押しとなる第14号2ランホームランを放ちました。再び4番に抜擢されましたが、このゲームではタイムリーヒットとホームランとしっかりと打点を稼いでくれたことを評価するべきでしょう。B2-S2と追い込まれていた状況ではありますが、インコースへシュートしてくるボールを上手く反応し、レフトポールを巻く形での素晴らしいホームランでした。
ここまで防御率2.66の近藤投手からの一発で、1軍レベルの投手からしっかりとホームランを打ってくれたことが素晴らしいと思います。前回4番に抜擢された際はなかなか結果が出ませんでしたが、今回は結果が出てくれたことで、山川穂高選手本人の気持ちも変わってくるのではないかと思います。
そしてこのホームランで7−2と5点差になりましたので、増田達至投手ではなく、野田昇吾投手でゲームを締めることができて、そういった意味でも大きいホームランでしたね。
このゲーム、前回登板で不運な形で4失点してしまったブライアン・シュリッター投手もランナーこそ出しながら無失点で1イニング抑えてくれましたし、先発した野上亮磨投手も9勝目、投打がガッチリ噛み合った素晴らしいゲームだったと思います。
大阪での2試合もしっかりと勝って、ひとまず2位を早めに確定することができれば良いですね。
※勝手ながら2日、3日のゲームビュー更新はお休みします。
オリックス●7-2○埼玉西武
【勝利投手】野上(9勝8敗0S)
【敗戦投手】ディクソン(8勝9敗0S)
【ホームラン】埼玉西武:山川14号 オリックス:なし
ここまで非常に対戦成績も悪く、苦手とするバファローズ戦。しかもディクソン投手が先発ということで苦戦も予想されましたが、1点を先制された直後の3回表の見事な集中打で逆転し、勝利を収めました。
まずこのイニング、先頭の秋山翔吾選手が倒れて、1死後に口火を切ったのは2番森友哉選手です。まずこの対戦では初球でインコースのストレートを見送り、S1となりますが、2球目同じコースのカーブ振り抜き、ライト前ヒットで出塁します。続く浅村栄斗選手は死球で1死1塁2塁とチャンスを作ります。
ここでこのゲーム4番に抜擢された山川穂高選手の登場です。この打席で初球のやや低めのカーブをセンター前に落とすタイムリーヒットで1−1と同点に追いつきます。続く5番栗山巧選手も初球のややアウトコースのストレートをレフトへ打ち返し、タイムリー2ベースヒットで2−1と逆転、ここから呉念庭選手もカーブを引っ張りタイムリーヒット、外崎修汰選手も低めをストレートを上手く拾いレフトへタイムリーヒット、岡田雅利選手はほぼ真ん中のストレートをセンター前タイムリーヒットと、このイニング6本のヒットと山川穂高選手から5連続タイムリーヒットで5点を奪い、5−1と一気に逆転に成功しゲームの主導権をかっちり掴み取ることができました。
中でもこのイニングのヒットは全てファーストストライクを打ち返しているところが特筆できる部分でしょう。打ち返した球種はカーブあストレートなのですが、球種に関わらずとにかくファーストストライクを振りに行っています。死球となった浅村栄斗選手や凡退した9番源田壮亮選手であってもファーストストライクはしっかりとスイングに行っていますので、ここがチームとして辻発彦監督あら橋上秀樹コーチ、嶋重宣打撃コーチを経てしっかりと選手たちへの指示が伝わっている部分であります。
やはり苦手とするディクソン投手を攻略するには、このようにチームとして1つの方針をしっかり守って攻撃をしなければ攻略は難しいと思います。やはりこのイニングの集中打は見事で、この部分が今シーズンのライオンズの強さの秘密ではないかと思います。
打線ではその後のイニングで無得点が続きましたが、9回表に4番山川穂高選手がダメ押しとなる第14号2ランホームランを放ちました。再び4番に抜擢されましたが、このゲームではタイムリーヒットとホームランとしっかりと打点を稼いでくれたことを評価するべきでしょう。B2-S2と追い込まれていた状況ではありますが、インコースへシュートしてくるボールを上手く反応し、レフトポールを巻く形での素晴らしいホームランでした。
ここまで防御率2.66の近藤投手からの一発で、1軍レベルの投手からしっかりとホームランを打ってくれたことが素晴らしいと思います。前回4番に抜擢された際はなかなか結果が出ませんでしたが、今回は結果が出てくれたことで、山川穂高選手本人の気持ちも変わってくるのではないかと思います。
そしてこのホームランで7−2と5点差になりましたので、増田達至投手ではなく、野田昇吾投手でゲームを締めることができて、そういった意味でも大きいホームランでしたね。
このゲーム、前回登板で不運な形で4失点してしまったブライアン・シュリッター投手もランナーこそ出しながら無失点で1イニング抑えてくれましたし、先発した野上亮磨投手も9勝目、投打がガッチリ噛み合った素晴らしいゲームだったと思います。
大阪での2試合もしっかりと勝って、ひとまず2位を早めに確定することができれば良いですね。
※勝手ながら2日、3日のゲームビュー更新はお休みします。