レオ様にっき ~埼玉西武ライオンズファンブログ~


ライオンズファンのライオンズファンによるライオンズファンのためのブログです。

千葉ロッテマリーンズ


CATCH the FLAG 2018
栄光をつかみ獲れ!

2017.09.21 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.09.21 18:00開始 at メットライフドーム 
埼玉西武3-4千葉ロッテ
【勝利投手】佐々木(4勝7敗0S)
【セーブ】有吉(2勝4敗1S)
【敗戦投手】シュリッター(1勝4敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:浅村17号、18号 千葉ロッテ:なし




昨日と一昨日のマリーンズ戦は打線がヒットこそ出ますし、強い当たりもあったものの野手の正面をついたり、逆にマリーンズの打者の当たりはコースヒットになったり、流れとしてこういった展開の3連戦なのだろうと思います。
このゲームではそのような嫌な流れの中で、菊池雄星投手の登板になります。やはり三振を多く取ること、相手打者を寄せ付けないピッチングでまずはゲームの流れをライオンズに持ってきてほしいところです。

そのような中、1回裏に3番浅村栄斗選手がバットで見せてくれました。2死ランナー無しから、マリーンズ佐々木投手の高めに浮く失投と言えるカーブを振り抜くと、逆方向ライトスタンドへの先制ソロホームランで1点を先行します。特にこの打席、源田壮亮選手が四球で出塁していましたが、浅村栄斗選手の打席の初球で盗塁死しましてまい、流れとしてはここも嫌な展開でありましたが、浅村栄斗選手の一振りで救ってくれたと思います。
やや当たりの止まっていた浅村栄斗選手ではありますが、この1発が出たことで変わってくれると良いと思います。そして浅村栄斗選手の第2打席では詰まりながらもライト前に落ちるヒット、9回裏の第4打席ではこのゲーム2本目となるレフトへのソロホームランを放ちました。このゲームの浅村栄斗選手は3安打猛打賞と復調の兆しは見えてきたのかな、と感じます。
あとは秋山翔吾選手源田壮亮選手の1番2番コンビがどれだけチャンスメイクできるか、チームの得点力はこれにかかっているのかな、と感じます。

菊池雄星投手に話を戻すと、このゲームは6イニング83球での降板になりました。辻発彦監督のコメントにもあったようにどうやら体調不良だったようです。どうりで序盤からボールがばらついていてあまり調子が良さそうではありませんでしたが、無失点ですからナイスピッチングだったと思います。
その後牧田和久投手とブライアン・シュリッター投手、平井克典投手というリリーバー3名が失点してしまい、16勝目はお預けになってしまいましたがこのゲームではこれが限界だったのでしょう。
そしてリリーバーに関してもこの時期で疲労がマックスでしょうし、チーム全体としてもリーグ優勝がかかったホークスと非常にタフな3連戦を戦い、特に月曜日は7点差を追いつき追い越しの非常にタフなゲームでした。その反動というべきか、全体的な疲労がモロに出た3連戦だったような印象があります。
このあたりの反動でチームの勝敗が左右されるあたりは、まだまだライオンズは完全なチームということではないのかな、と感じます。このあたりをどのようにチーム状態を上げていくか来シーズンへの課題の1つかと思います。
確かにマリーンズに3連敗と非常に痛い結果になってしまいましたが、2位争いの相手であるイーグルスとはあと2試合残していますので、そこまでに同率でも2位につけて連勝すれば良いでしょう。

さて最後にチームとして気になる点はエルネスト・メヒア選手ではないかと思います。
このゲームでも9回裏に代打で出場してレフト前へヒットになりました。しかしこれは9月6日以来のヒットであり、いくら代打での出場が主だったといっても非常に寂しい数字でしょう。例えば2位争い相手であるイーグルスはこの時期でも外国人打者が元気ですし、この時期は外国人打者が必要な中でエルネスト・メヒア選手の成績は寂しく思います。
このゲームの9回裏のヒットは、マリーンズ内投手からすれば、投げミスと言えるスライダーです。もちろんヒットを打ちましたので文句は言えませんが、言い方を変えれば最低でも長打にして欲しかったように思います。やはりエルネスト・メヒア選手に求められるのは一発長打ですね。

明日1日休みでバファローズ戦を迎えます。そこでしっかりとチームを立て直してしっかりと勝利してほしいものです。




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2017.09.19 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.09.19 18:00開始 at メットライフドーム 
埼玉西武3-6千葉ロッテ
【勝利投手】二木(6勝9敗0S)
【セーブ】内(5勝1敗14S)
【敗戦投手】岡本洋介(6勝2敗1S)

【ホームラン】埼玉西武:なし 千葉ロッテ:角中7号




シーズン佳境のこの時期に来て、先発ローテーション投手の台所事情が非常に苦しいですね。
このゲーム先発は9月6日以来の登板となった岡本洋介投手でありましたが、4イニング2/3を投げて102球、被安打7、与四死球2で4失点となり敗戦投手になってしまいました。仮にこのゲームで好投すれば、CSファイナルステージの先発要員として良いアピールになったと思いますが、このゲームの内容では正直厳しいかな、と感じます。

やはり結果を見ての通り、このゲームでも5回途中で投球数が100球を超えてしまっている点、ここからもいかに苦しいピッチングだったかが分かります。もちろんその中で4失点ですから、ゲームを壊したわけではありません。表現を変えればよく粘ったとも言えるのでしょう。しかしピッチングを見ていくと、粘ったと言うよりはマリーンズ打線のやや拙い攻めにより4失点で済んだと表現するほうが正確ではないかと感じます。

球まず岡本洋介投手を語るにあたって、真っ先に感じるのが「逆球の多さ」です。バッテリーを組んだ森友哉捕手がミットを構えたところから大きく外れて、特に左打者のインコースに投げ込んだボールがシュート回転してアウトコースや真ん中に入ってしまい、当然ながら相手打者から見れば打ちやすいボールになってしまっています。
テキスト速報などでは「シュート」と表現されているボールですが、実際にはストレートでシュート回転がかかってしまっているボールも多くあり、このボールの威力が落ちることは言うまでもないでしょう。
このあたりが岡本洋介投手が好調で勝てていたときとの大きな差で、おそらくではありますが、ピッチングフォームにおけるフィニッシュの際に、何らかのブレが生じているのだろうと思います。ここは投手コーチとともに僅かなブレを修正して、また素晴らしいストレートが投げ込めるよう、修正してほしいと思います。

さて2番手で登板したルーキー平井克典投手が素晴らしい火消しだったと思います。5回表2死2塁3塁の場面で岡本洋介投手を救援し、マウンドに上がりました。ここで右の素晴らしい打者である中村奨吾選手でした。ここでインコースへの148km/hのストレートで詰まらせて、内野フライを打たせます。ストレート3球で完全に詰まらせて、凡フライに斬って取ったことを評価するべきでしょう。
昨日のホークス戦でも素晴らし救援でしたが、このゲームでも存在感を見せてくれたと思います。左腕では野田昇吾投手、右腕では平井克典投手とリリーバーのニューヒーローが続々と出てきており、非常に心強い存在に感じます。
平井克典投手が左打者に対する攻めをもっとしっかりと出来れば、来シーズンは更にリリーバーの厚みが増すのではないかと考えています。この2名の投手は、今シーズンの大きな収穫の1つでしょう。

対して先発ローテーション投手は依然厳しいですね。ブライアン・ウルフ投手も調子が降下していますし、高橋光成投手もファームの成績が芳しくないようです。
CSファイナルステージの先発投手候補がなかなか見つからない状況です。仮にイーグルスとのファーストステージで3戦までもつれて、多和田真三郎投手まで投入してしまったら、勝ち抜いてもファイナルステージが非常に厳しくなるでしょう。菊池雄星投手の存在もあり、順位もほぼ見えている段階ですので、スティーブン・ファイフ投手にもう一度チャンスを与えるのも手ではないかと思います。

このゲームでは打線が12安打を放ちますが、不運な形での併殺打もあり3点どまりになってしまいました。そう毎日神がかったゲームはできませんし、今日は仕方ないかなと感じます。良い当たりの打球も多いですし打線は悪い状態にないと感じます。それでも野手の正面をついてしまったり、4回裏の金子侑司選手のように強い当たり過ぎてセカンドゴロ併殺打になってしまうなど不運な部分もありました。ただそれだけマリーンズの二木投手のコントロールが素晴らしく、投げミスも少なかったということにしておきたいと思います。
明日は十亀剣投手に悪い流れをしっかりと断ち切ってもらい、連敗をしないようなゲーム展開を期待します。


※明日明後日は多忙なため、ゲームビュー更新は難しいかと思います。時間があれば更新しますのでよろしくお願い致します。


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2017.09.07 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.09.07 18:00開始 at メットライフドーム 
埼玉西武3-0千葉ロッテ
【勝利投手】菊池(14勝6敗0S)
【敗戦投手】関谷(1勝4敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:山川15号、秋山23号 千葉ロッテ:なし




このゲームはエースである菊池雄星投手が本当に素晴らしかったと思います。結果として121球、被安打4、与四球1で完封勝利で今シーズン14勝目を達成しました。6連戦のちょうど真ん中で、リリーバーを1名も起用せずに勝利する事ができましたので、非常に意味のあるピッチングだったと思います。
例の二段モーション疑惑からピッチングフォームを矯正し、実質的に2試合目のこのゲームで、本当に素晴らしいピッチングだったと感じます。
ますストレートですが、フォーム矯正直後はなかなか球速が出ませんでしたが、ここに関してもフォーム矯正前の水準まで戻ってきたと感じます。立ち上がり1回表からストレートに関してはコンスタントに150km/hを超えるボールを投げ込んでいました。そして圧巻だったのは90球に差し掛かった7回表、ペーニャ選手との対戦でしょう。初球のストレートで156km/h、2球目のストレートで自己最速タイの158km/h、3球目で155km/hと1発ホームランのあるペーニャ選手に対してストレートの球速と力で抑え込んでやろうというピッチングでしょう。

そしてフォーム矯正後、却ってキレが良くなったと感じるのがスライダーでしょう。右打者から見てインローに落ち込むような軌道のスライダーが凄まじいキレというべきか、魔球と言っても決して大袈裟ではないボールだと感じます。
もちろん偶然だとは思いますが、このフォーム矯正でより一層スライダーが使えるボールになっていると思います。上に書いたようにコンスタントに150km/hを超えるストレートとこのキレのあるスライダーがあれば、相手打者からすれば対応をしていくのはなかなか難しいと感じます。

それにしてもシーズンの途中でピッチングフォームの変更を行っていくのは、本当に容易なことではないでしょう。その中でしっかりと対応し、完封勝利を挙げてしっかりと結果を出してくれる菊池雄星投手の能力、投手としての力は本当に素晴らしく、まさしくNPBを代表する左腕であると言っていいでしょう。このゲームではメジャーリーグからスカウト陣が来ていたようですが、良いアピールになったでしょう。
残り19試合となりましたし、ラストスパートの時期に来ました。今後中5日、場合によっては中4日という登板間隔での登板も出てくるでしょうけれど、それでも菊池雄星投手なら結果を出してくれると思います。

打線ではマリーンズ関谷投手を打ちあぐねてしまいましたが、効果的なホームランで援護ができたと思います。3点もあれば、このゲームの菊池雄星投手の状態を考えると、充分すぎる援護でしょう。
特に4番ファーストでスタメン出場した山川穂高選手は、2回裏に先制ソロホームランを放ちます。この打席はB1からの2球目、関谷投手の投げミスで失投であったカーブではありますが、凄い打球がバックスクリーンの左へ吸い込まれて行きました。
失投とは言え、苦手とするカーブをホームランにした事は今後の自信にしてもいいと思いますし、もしかしたら山川穂高選手にとって、ターニングポイントになるホームランかもしれません。

このゲームは本当に菊池雄星投手に尽きます。
マリーンズ3連戦勝ち越しとなりました。明日からのファイターズ戦もしっかりと勝ってまずは2位確保をしてほしいものです。




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2017.09.06 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.09.06 18:00開始 at メットライフドーム 
埼玉西武●7-8千葉ロッテ
【勝利投手】内(5勝1敗11S)
【セーブ】田中靖(0勝0敗1S)
【敗戦投手】増田(1勝5敗25S)

【ホームラン】埼玉西武:秋山22号、栗山9号 千葉ロッテ:ペーニャ10号、吉田2号、中村7号、パラデス9号



冒頭にも書きましたが、このゲームでは4本ものホームランをマリーンズ打線に打たれて、それも4回表から7回表の4イニング連続での被本塁打ですので、当然不利になってしまうでしょう。
先発した岡本洋介投手が6イニングを投げて被安打6、与死球1で5失点という結果でしたが、被本塁打が3本と、許したヒットの実に半分がホームランという結果になりました。
そして岡本洋介投手を救援した平井克典投手も、先頭の加藤選手にヒットを許して、送りバントのミスをしてもらったのですが、続くパラデス選手に2ランホームランを許してしまいます。平井克典投手が投じたボールは真ん中やや低めのボールでしたが、炭谷銀仁朗捕手の構えたミットとは違い、逆球と言えるボールでした。コースは難しかったと思いますが、逆球ということでボールの力は緩かったのではないでしょうか。

平井克典投手はルーキーながらここまで大活躍という結果になってきましたが、ルーキーということで1年間戦い抜くフィジカルもまだ兼ね備えてないと見るべきなのでしょうか。良い時に比べると、やや逆球が目立ちます。またパラデス選手は左打者ですから、左打者の懐に食い込むような軌道のボールを投げることができれば、左打者に対する対応も変わってくると思います。
先発した岡本洋介投手、2番手平井克典投手と失投をことごとくホームランにされてしまいました。岡本洋介投手もそうですが、このゲームでは失投も多いですね。

岡本洋介投手にしても疲労の色が見えていますし、勝っていたときよりもどんな球種にしても抜け球のようなボールが目立ちます。できれば1度抹消して10日間でもリフレッシュ休暇を与えたいところです。高橋光成投手の状態もどうなのか気になります。

このゲームでは2点ビハインドの最終回に7-7と追いつき、よく粘ったと思います。
しかし10回表にクローザー増田達至投手を投入しますが、失点してしまい7-8で敗戦となってしまいました。同点の場面で登場するクローザーは心境的にも難しいでしょうし、仕方ないでしょうね。
このゲーム勝つとしたら、浅村栄斗選手と栗山巧選手のタイムリーヒットで7-7と追いついた9回裏、敬遠四球で1死満塁と攻め立てますが、外崎修汰選手と金子侑司選手が倒れてしまいました。これは先日の炎獅子ユニフォームの最終戦のリプレイを見ているようで、やはり9回裏に追い付くだけではなく、追い越さなければなりませんね。

しかし辻発彦監督は指名打者を放棄(解除)し、3番指名打者でスタメン出場した森友哉選手をマスクを被らせるなど、執念の采配を見せてくれたと思います。このゲームでは結果が出ませんでしたが、ベンチからの熱いメッセージを見た気がします。
このゲームから中村剛也選手が復帰しました。現在の打順では浅村栄斗選手にセカンド、キャプテン、そして4番とかなりの負担がかかっています。ですので、中村剛也選手の復帰で打線の流れが変わってくれることを期待しますし、エルネスト・メヒア選手も早く4打席立てるよう調子を戻してくれないと、浅村栄斗選手への負担が集中してしまうことになりますので、復調を期待します。




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2017.09.05 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.09.05 18:00開始 at メットライフドーム 
埼玉西武●5-2千葉ロッテ
【勝利投手】野田(1勝0敗0S)
【セーブ】増田(1勝4敗25S)
【敗戦投手】松永(1勝3敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:なし 千葉ロッテ:なし




このゲームではマリーンズの石川投手との対戦ということで、5番ファーストでスタメン出場した山川穂高選手にとって、結果が出るか非常に注目のゲームでしょう。何故ならここまでの山川穂高選手は、カーブを投じて緩急を使ってピッチングを行う投手には苦戦をしてきました。やはり今現在はストレートにある程度タイミングを絞って、タイミングを取って打ちにいっていますので、どうしてもカーブなど緩い変化球に合わない打席が多くなってしまっていました。
ただカーブを打てるようにするためには、どうしても多く打席に立って、より多くのカーブの軌道を見ていくしかありません。ですのでこういったカーブを使う投手との対戦では、監督によってはスタメンから外す場合もあるでしょう。しかし辻発彦監督はスタメンで我慢強く起用し、何とかカーブにも対応できるようにという形なのでしょう。

例えば3回裏の第2打席では、カーブを見せられながらもインローのストレートを上手く打って、レフトへとエンタイトルツーベースヒットを放ちました。この対戦では2球目と3球目にマリーンズ石川投手がカーブを投じられます。3球目はボールゾーンに抜けましたが、2球目のカーブは見逃してストライクカウントを取られます。ここは山川穂高選手が対応できなかったと見ていいでしょう。
しかしB2-S2の並行カウントからの5球目、非常に難しいインローのストレートを非常に上手く打っての2ベースヒットでした。このようにカーブは打てなくても合間で投げてくるストレート系のボールをしっかりと打ち返しているうちは、打率などの数字も出てくるでしょう。
もちろんカーブも対応して行かなければならないですが、現段階ではこの内容で充分かと考えています。

さて攻撃面では久々に走塁を駆使した攻撃が見えました。2−2と追いつかれた直後のイニングである7回裏、3点を勝ち越してゲームを決定付けました。まず1死1塁の場面で2番源田壮亮選手の打席を迎えます。ここで左腕松永投手の初球をセーフティバントし、1死1塁2塁とチャンスを広げます。続く3番森友哉選手のレフト前タイムリーヒットでます3−2と1点を勝ち越します。
そして3番浅村栄斗選手の打席では、B1-S2からの4球目のシーンですが、ファーストランナーの代走・水口大地選手がスタートを切って、バッターの浅村栄斗選手が少々強引ながらバットに当ててセカンド前へのゴロになり、セカンドからホームへの送球が高めに逸れる間にサードランナー源田壮亮選手がホームインし、オールセーフになり4−2となります。
そして山川穂高選手の四球を挟み1死満塁として、栗山巧選手がこのゲーム2本目となる犠牲フライで5−2と素晴らしい攻撃でした。記録はフィルダースチョイスと言う形でしたが、水口大地選手源田壮亮選手が足で揺さぶった形です。
そして栗山巧選手が犠牲フライを打ちに行ったかというような打撃で2打点と、ここも素晴らしい打撃だと思います。

さて投手陣ですが、先発の十亀剣投手ですが6イニング2/3を投げて121球、被安打6、与四球3で2失点という結果でした。状態があまり良くなかったのでしょう。ボールも上ずり無死満塁のピンチもありましたが最小失点で抑えてくれたたと思います。
1点リードの7回表2死2塁の場面で救援した野田昇吾投手が、大嶺選手にセンターオーバーのタイムリーヒットを許してしまいましたので、残念ながら勝利投手の権利が無くなってしまいました。
ただ十亀剣投手に関して言えば、非常に気の毒な登板だったかと思います。7回表の先頭打者に対してもほぼ真ん中のカーブをボール判定されてしまい、先頭四球という形で出塁を許してしまいます。
また他にも右打者のアウトコースのストレートをボール判定されてしまったり、このあたり非常に気の毒でした。しかし直後のイニングで打線が援護してくれて、野田昇吾投手がプロ初勝利という結果でした。十亀剣投手も実質的に勝利投手の評価をするべきであろうと思います。

辻発彦監督土肥義弘ピッチングコーチはこのゲームで武隈祥太投手でなく野田昇吾投手を起用したり、勝ちパターンリリーバーの登板間隔をしっかりと保って起用しています。決して無理をさせないマネジメントで勝利を収めている事が評価できるでしょう。ホーム6連戦の頭をしっかりと取れたので、明日も勝って連勝と行きたいところですね。




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2017.07.29 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.07.29 17:00開始 at ZOZOマリン 
千葉ロッテ1-6埼玉西武
【勝利投手】多和田(3勝2敗0S)
【敗戦投手】二木(2勝2敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:なし 千葉ロッテ:なし




ここまで連勝が7に伸びてのゲームでしたが、このゲームも勝って8連勝を達成しました。8連勝は今シーズン初となります。このゲームの先発は多和田真三郎投手でしたが、7イニングを投げて105球、被安打5、与四死球3、奪三振9を奪い無失点と非常に素晴らしいピッチングだったと思います。これで多和田真三郎投手が3連勝で3勝目と、万全の状態ということはありませんでしたが、ナイスピッチングだったと思います。

もちろん多和田真三郎投手も素晴らしかったと思いますが、バッテリーを組んでリードをした岡田雅利捕手が本当に素晴らしかったと思います。
まずは6回裏、先頭のパラデス選手に死球を与えてしまい、先頭バッターを出してしまいます。少々嫌な形での死球で、いい形で追い込み、パラデス選手自体も多和田真三郎投手にそこまで合っていなかったように感じます。しかしスライダーをインローに叩きつけるような形になってしまい、パラデス選手の足に当たってしまいます。しかも先頭打者でしたので、非常に嫌な死球でしたし失点してしまう可能性の高いイニングだったと思います。

そして鈴木大地選手をバッターに迎えて、送りバントが岡田雅利捕手の前にフライと言う形で打球が上がってしまいます。岡田雅利捕手が素直にダイレクトで捕球すれば鈴木大地選手がアウトにできる打球だったと思います。
しかし岡田雅利捕手のバント処理が本当に素晴らしく、これは大ファインプレーだと個人的には思います。岡田雅利捕手は敢えてワンバウンドさせて処理し、まずはセカンドへ送球し代走で出場した細谷選手をアウトにします。そしてファーストへ転送し鈴木大地選手もアウト、併殺が成立して2死ランナー無しとなります。この処理の場面で岡田雅利捕手がダイレクトで捕球するよ、というような仕草を一旦は見せてワンバウンドしていますので、相手を錯乱させた上での処理でした。
このイニングの多和田真三郎投手はややバタバタしており、このプレーが無かったらもしかしたら失点をしたいたかもしれませんし、結果としてゲームの勝敗も分からなくなっていたでしょう。これはこのゲーム最大のポイントになったと思います。

リード面でも上に書いたバント処理の併殺打に打ち取ったあと、連打でピンチを作ってしまい、2死1塁2塁という場面で6番中村選手を迎えます。中村選手は長打力に長けて、打撃センスが抜群に見えますし、非常に良いバッターだと思います。
その中村選手にフルカウントまで勝負はもつれましたが、空振り三振に打ち取りますが、これも岡田雅利捕手のナイスリードだったと思います。初球のスライダーがボールになり、フォークボール1球とストレート3球でファールを打たせてフルカウントにします。
ここでフォークボールで空振り三振に斬って取り、ピンチを凌ぎます。このフォークボールですが、中村選手の頭の中にはおそらく無かったボーるでしょう。中村選手はストレートとスライダー半々で待っていたような雰囲気がありました。スライダーのキレが無くなってきたイニングでしたので、危険な場面だったと思いますが、よくカウントからフォークボールを選択し、空振り三振に打ち取ってくれたと思います。

このような素晴らしい野球をやっていけば、ホークスやイーグルスといった上位チームにも勝てるでしょう。ライオンズよりも下位チームとの対戦ではありましたが、それだけで8連勝はできないはずです。やはりライオンズの野球の質が良いので、このような大型連勝になっているはずです。

ただ強いて言えば、明日の事も考えれば6−0のまま完封リレーで終えたかったですね。9回裏に野田昇吾投手が長打2本を許して失点してしまいました。6点リードの場面での登板でしたので、無失点でゲームを締めてほしかったですね。珍しく土肥義弘ピッチングコーチがマウンド上でゲキを飛ばしていたようにも感じます。
野田昇吾投手はストレートとスライダーのピッチャーですが、もう1つ球種がほしいところですね。このゲームのようにスライダーの制球が苦しくなると、厳しくなってしまいますし、ストレートで押し切れるほどのパワーはありません。変則左腕でこのゲームのように右の代打を並べられると厳しいですので、このあたりが課題かと思います。

明日までマリーンズ戦となりますが、明日はウルフ投手でしっかりと取って、更に連勝を伸ばしてほしいものです。


※PCが故障したため、明日30日のゲームビューはお休みします。



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2017.07.12 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.07.12 18:00開始 at メットライフドーム
埼玉西武○6-3千葉ロッテ
【勝利投手】ファイフ(1勝0敗0S)
【セーブ】増田(1勝3敗19S)
【敗戦投手】関谷(0勝2敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:金子侑2号、山川4号 千葉ロッテ:なし



このゲームの先発は来日2試合目の登板で、メットライフドーム初登板となったスティーブン・ファイフ投手でした。結果として5イニングを投げて90球、被安打6、与四死球2、奪三振2で2失点。登板2試合目にして来日初勝利となりました。

まず初回、まずまずの立ち上がりを見せてくれたと思います。前回はボールはやや高めに上ずって、痛打される場面もあったのですが、立ち上がりとしてはまずフォーシームストレートが低めに集まり、なおかつ球威でマリーンズの各打者を抑え込むことが出来ていたように感じます。抑え込むというよりは、打たせて取るピッチングで、このあたりはブライアン・ウルフ投手と似ている部分でしょう。昨日のゲームで4安打されている角中選手に対しては、3ボールとカウントを不利にしてしまうのですが、真ん中のやや甘いカーブでタイミングを外してファーストゴロに打ち取りました。このあたりの緩急は、逆に言えばスティーブン・ファイフ投手の特徴になるでしょうか。このゲームではこのカーブをどのくらい上手く使っていけるか、注目ポイントになるでしょう。

また、対左打者に対する攻め方に注目なのですが、武器となりそうなのが、横スライダーのような軌道でやや曲がってくるボールです。テキスト速報なので「カットファストボール」という表記になっているのですが、実際にはややファースト方向(左打者に向かって少し曲がる)のボールです。このボールに対して、特に2回表のパラデス選手だったかと思うのですが、対応しにくそうなバッティングになっていました。

結果として打者2巡目3巡目あたりから、カーブを少し多めに配球し、炭谷銀仁朗捕手としても目先を変えて来ました。ただこのカーブの精度がなかなか上がらずに、打者の目が慣れて来た2巡目3巡目は苦しかったですね。
仮にブライアン・ウルフ投手が投げるアクセントカーブくらいの精度であれば、もっと楽なピッチングができるかと思います。しかし、来日したてでNPB球にも慣れていない状況です。カーブは比較的抜けたり滑ったりする球種ですので、やはり急に思う通り投げられるようにするのは難しいのでしょう。
やはりキャンプからNPB球で投げてきた投手とは別に考えなければならないでしょう。幸いにもオールスター休みがありますので、その間にカーブの精度を少しでも上げてほしいところです。そうすれば後半戦、良い戦力になってくれるでしょう。

リリーバーも大石達也投手にキレがなく心配しましたが、リードを保ってくれました。後は牧田和久投手、ブライアン・シュリッター投手、増田達至投手のリリーバーでゲームを締めて、今シーズンのライオンズらしいゲームを前半戦最後にやってくれたと思います。

2回裏、1死1塁2塁の場面で先制タイムリヒットを放ったのが、8番炭谷銀仁朗選手です。リーグ戦再開後は非常に打撃好調で、ここまで打率.280まで上げてきました。B1からの2球目、真ん中やや低めの緩いカーブを打ち返したのですが、テイクバック後にしっかりと静止して「タメ」のようなものを作って、強いスイングをしています。レフト線への先制タイムリーツーベースヒットになりました。
おそらく炭谷銀仁朗選手の打撃は、テイクバックのタイミングがやや早くなった点とその結果、左肩が動くタイミングがやや遅くなった点でしょう。ですのでバットとボールのインパクト時に見られていた「ブレ」が無くなったのでしょう。ですので安定したミートが出来ているのだと感じています。
もともとパンチ力はある炭谷銀仁朗選手ですし、好調なこともあるのでしょうけど、強引に引っ張るバッティングがではなく、センターから逆方向への意識があるのでしょう。その点で数字がかなり上がってきているのだと見ています。
このバッティングスタイルを維持することができれば、悪い時期が来ることを想定しても打率.250を下回ることは考えにくいはずです。毎シーズン言われる事になりますが、今シーズンは打率.250をクリアする大きなチャンスだと思いますので、是非とも達成してほしいところです。

打撃好調なこともあるのでしょう。後続の金子侑司選手のライトへのゴロヒットで、セカンドから一気にホームインし、良い走塁だったと思います。一度はホームベース上の判定でアウトになりましたが、リプレー検証の結果、覆りセーフになりました。辻発彦監督もすかさずアピールに出てきれくれましたし、空タッチにによるセーフなんだという確証もあったのでしょう。
馬場敏史サードベースコーチの判断も絶妙でしたし、炭谷銀仁朗選手の走力も素晴らしかったと思います。走塁というチームを武器から流れを作ってくれたことを評価できると思います。

9番金子侑司選手もホームランを含む3打点の大活躍と、下位打線での得点が大きかったですね。また1点差に迫られた7回裏、山川穂高選手がやや詰まりながらもバックスクリーンにぶち込んでくれたホームラン。また秋山翔吾選手浅村栄斗選手は今シーズン100安打達成と、良い内容の攻撃だったと思います。
これで前半戦終わって貯金9、怪我人や不調者、思うような数字が残せなかった選手もいる中で、本当によくやってくれていると思います。上位2チームが走っていますが、これ以上離されるような事が無いよう、後半戦も戦って欲しいと思います。




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2017.07.11 vs 千葉ロッテマリーンズ

2017.07.11 18:00開始 at メットライフドーム
埼玉西武○16-6千葉ロッテ
【勝利投手】野上(6勝6敗0S)
【セーブ】岡本洋介(3勝0敗1S)
【敗戦投手】二木(4勝3敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:浅村8号・9号、秋山16号 千葉ロッテ:中村2号、パラデス7号




カード勝ち越しをかけて臨んだこのゲーム、先発は野上亮磨投手でした。結果として6イニングを投げて110球、被安打8、与死球1、4失点で打線の大量援護もあり、勝利投手になりました。かなりの得点差が出ましたので、欲を言えばあと1イニング程度投げてほしかったとも思います。

初回1死から安打、ツーベースヒットで1死2塁3塁とピンチを迎えてしまいますが、マリーンズの4番パラデス選手と5番鈴木大地選手をともに外野フライに打ち取って、ピンチを脱します。ピンチを作ってから立ち直ったというべきか、たまたまなのかは分かりませんが、ストレートがシュート回転してピンチを作ってしまっていましたが、パラデス選手と鈴木大地選手に対しては質の良いストレートを投げ込むことができ、やや飛距離のあるフライになってしまったのですが、力で抑え込んだという対戦でした。立ち上がりに関して言えばナイスピッチングと言うべきでしょう。立ち上がりが課題の1つである野上亮磨投手にとって、このようなピッチングができればもっと勝ちが付いてくるでしょう。

浅村栄斗選手の先制ホームランで1-0と先制点をもらった直後の2回表は、マリーンズ中村奨吾選手にアウトコースやや低め、145km/hのストレートをライトスタンドに同点ホームランを許してしまいますが、これは打った中村選手を褒めるべきでしょう。野上亮磨投手としては素晴らしいストレートでしたし、ストレート1本で待たれたと言っても、あのボールをライトスタンドまで運ぶ当たりは中村奨吾選手の素晴らしいパワーと言えるでしょう。

そしてこのゲームでは同点に追いつかれた直後の2回裏、本当に素晴らしい攻撃を見せてくれたと思います。長くなるので詳細は割愛しますが、先頭打者の栗山巧選手のツーベースヒットでチャンスメイクし、山川穂高選手の逆方向ライトへの素晴らしいタイムリーヒット、炭谷銀仁朗選手の勝ち越しタイムリーヒットで3-1と勝ち越します。
ここで金子侑司選手秋山翔吾選手が凡退してしまい、2死1塁3塁となりましたが、ここでオールスターに追加出場となった2番源田壮亮選手を迎えます、B1からの2球目、インローの144km/hのストレートを振り抜くと、打球がライト線に転がりタイムリー2ベースヒットで4-1とリードします。低めのボールをすくい上げたようなバッティングではありましたが、しっかりとミートしてのヒットでした。不調で打率が下がってしまっていましたが、このような打撃を続けていけば再び打率は上昇するのではないかと見ています。
そして後続の浅村栄斗選手が、このゲーム「おかわり」となる第9号の3ランホームランを放ち、7-1と6点リードを取ることができました。これでゲームが決まりましたね。

何が言いたいかと言えば、普通の感覚では無死1塁2塁から2者凡退で2死になってしまえば、源田壮亮選手にかなりのプレッシャーがかかるはずです。結果的に源田壮亮選手が繋ぐことができずに追加特典が奪えないパターンになるのですが、しっかりとヒットで繋いてくれたこと、おそらくベンチからストレートに目をつけるように指示が出ていたのでしょうけれど、その通り打ち返してくれたこと、源田壮亮選手のナイスバッティングだと思います。
他にも3回表に二遊間の打球を好捕し、ゴロアウトにしてくれたり、このゲームで大活躍でした。このゲームでの見事な活躍で、繰り上げではありますが堂々とオールスターゲームに出場し、大暴れして欲しいものです。

大量得点の打線でしたが、もう1人山川穂高選手の活躍を挙げておきたいと思います。
第1打席でライトへタイムリーヒットを放ち、素晴らしいバッティングでありました。ただ私はその後、第2打席で四球を選んだことを高く評価するべきだろうと思います。3回裏の第2打席ありましたが、フルカウント非常に球威のあるストレートをファールで逃げて、高めに抜ける変化球をしっかりと見逃して、四球を選びます。この四球で無死1塁2塁とチャンスを拡大させて、追加点に繋がる良い四球でした。
以前の山川穂高選手であれば、フルカウントから一か八かでフルスイングする場面も見られましたが、1発長打の可能性も持ちつつ、しっかりとボール球を見極められています。
このくらい山川穂高選手が活躍してくれれば、開幕からスタメンを守ってきたエルネスト・メヒア選手をスタメンから外してまでも起用する意味があったと思います。欲言えばもう1本ヒットを打っておきたかったのですが、良いアピールになったはずです。

結果的に大勝のゲームでしたが、11安打を許し6点を取られたり、6回裏に外崎修汰選手がツーベースヒットを放った後でしょうか。イニングが終わってベンチに戻った際に、辻発彦監督が割りと強い口調で外崎修汰選手に話をしていたように見えます。
おそらく外崎修汰選手がセカンドに到達して、サード進塁をするかしないかで迷い、セカンドストップしたのですが、マリーンズ側の中継プレーもあまり良くなく、サードへ進塁できる場面だったように感じます。おそらくではありますが、その点を辻発彦監督が指摘したいたのでしょう。大差のゲームになっても、チームの方針である「1つでも次の塁へ」というプレーをしっかりとするよう、辻発彦監督がしっかりと締めたことが印象的でした。

このゲームは大差でしたが、明日は明日です。前半戦最後のゲームをしっかりと勝って、オールスターブレイクに入ってほしいと思います。




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