ライオンズは3月4月の好調さが一変、5月は苦しんでいます。5月6日に16個あった貯金は5月25日には11個と20日間で5つ減ってしまっています。大きな原因は攻撃力の低下でしょう。
投手陣は菊池雄星投手の故障離脱はあるものの、徐々に安定してきていると見ています。特にセットアッパーのニール・ワグナー投手がようやくNPBにアジャストしてくれていて、この状態であれば勝ちゲームの終盤を安心して任せられるのではないでしょうか。投手陣の心配といえば、登板過多の影響か、平井克典投手の調子が落ちている点、また開幕から不振が続く野田昇吾投手、抹消中の高橋朋己投手、大石達也投手ではないでしょうか。
ゲーム中盤のリリーバーでファームから1名でも上がってきてくれる投手を期待したいものです。その中で西武球団はNPB経験もあるデュアンテ・ヒース投手を獲得しており、ぜひともリリーバーの一角で機能してほしいものです。

やや長くなりましたが、打線に関して3月4月と異常なくらいの好調さでありましたし、水物と呼ばれる中でこれは仕方ないと思います。特に4月に打線を引っ張った外崎修汰選手などは、不調の波が来ても不思議ではなく5月の打線の状態はある程度想定できた事でもあります。負けが込んでる中でも走塁を活かした得点も見られ、ライオンズ打線の特徴も見られますので、個々の調子が上向になる段階で、また得点力は戻ると考えています。



私が以前から書いてきていることの中で、サードを守れる選手の補強を書いてきました。中村剛也選手の離脱で外崎修汰選手がサードを守りましたが、負担の大きなポジションにより疲労などもあるのでしょう。全てとは言いませんが外崎修汰選手の打撃不振の一因がサードを守備である点は、決めつけはできませんが否定もできない、ということでしょうか。
そのような中で、ファームから金子一輝選手が昇格し、22日のホークス戦でプロ初ヒットがレフトへのホームランと早速結果を出してくれました。これは辻発彦監督や潮崎哲也2軍監督とすれば、これ以上嬉しいことはないでしょう。

打ったのはホークスの森投手のストレートで、リーグを代表するリリーバーの高めのストレートをしっかり振り抜き、結果としてホームランにできたことは、金子一輝選手にとっては大きな自信になるはずです。オープンスタンス気味のフォームでしっかりと振り切れていることが、ホームランにつながったはずです。
1軍で打席を与えられてもヒットなかなか出なければ、自信喪失につながってしまう可能性もありますが、初ヒットがホームランという結果になったことは非常に素晴らしいと思います。
もちろん初ホームランの場面では点差もありましたし、いろいろな球種で攻められたときにどのような対応をするのは課題ではあるでしょうけれど、昨シーズンの外崎修汰選手のようにブレイクの可能性もあるのではないかと考えています。

通常であれば首位陥落でもおかしくないチーム状態ではありますが、まだまだ2桁貯金と首位を守れていることは、3月4月の貯金と金子一輝選手のプロ初ホームランからチームの流れが変わり、チームとしての不調期を短くできていることはではないかと思います。
もちろん今後、4月までのような全員好調という状態になることは考えにくいものの、しっかりと自分たちの野球ができている状態であればリーグ優勝も充分狙えるのではないかと思います。まずは金子一輝選手がレギュラーを獲得できることを期待して、ニューヒーロー誕生を期待したいと思います。





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