2017.08.18 18:00開始 at 札幌ドーム 
北海道日本ハム○4-0埼玉西武
【勝利投手】メンドーサ(7勝2敗0S)

【敗戦投手】野上(0勝1敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:なし 北海道日本ハム:中田15号




ライオンズはこのゲームから札幌へ遠征となり、いよいよシーズンの佳境に入ってきました。5連勝を達成して札幌に乗り込みましたが、このいい流れを継続して連勝を伸ばして、貯金を更に増やしていってもらいたいところです。ここまで「お得意様」となっているファイターズ相手に取りこぼしの無いよう、普段通りの野球をやって欲しいものです。特にファイターズ先発のメンドーサ投手はライオンズ戦の防御率が6.53と、今シーズンは打ち込んでいる相手になりますので、このゲームでもなんとしても攻略して欲しいと感じます。

そして先発はここまでファイターズと相性の良い野上亮磨投手でした。結果として6イニングを投げて被安打6、与四死球2、95球で3失点。QS達成となりましたが敗戦投手になってしまいました。
初回の立ち上がりこそ、先頭の西川選手にツーベースヒットを許して、2死後に大谷選手に先制タイムリーヒットを許して立ち上がりに先制点を許してしまいます。ただこの大谷選手に許したタイムリーヒットは打った方を褒めるべきなのではないかと感じます。B2-S2からの並行カウントで、野上亮磨投手、岡田雅利捕手のバッテリーとしてはスプリットで誘うようなボールでした。ちょうどアウトコース寄りに落ちていくようなボールです。もっとワンバウンドするくらいのボールでなければならなかったのかもしれませんが、あのコースのボールをセンター前にクリーンヒットを放つあたりは流石大谷選手というところでしょう。

その後はボールを低めに集めてゲームメイクをしてくれたとは思いますが、6回裏に中田翔選手に2ランホームランを許して、これが中押しという形で0−3となってしまいました。
もちろんゲームメイクをしてくれたことは確かだと思いますが、カードの頭を任される投手としてはどうなのでしょうか。上にも書いたとおり初回の大谷選手に許したタイムリーヒットは仕方ないと思いますが、6回裏の中田翔選手に許したホームランは、岡田雅利捕手はインコースに構えていましたが、野上亮磨投手が投じたボールは逆球のような形になり、失投といっていいでしょう。今シーズンの中田翔選手は不調とは言え4番バッターですので、投げミスをしてしまうとこのような結果になってしまいます。
そういた意味で、このゲームの野上亮磨投手のピッチングは、ゲームメイクこそしてくれましたがゲームの頭としては厳しいでしょう。今日ファームでは高橋光成投手で好投したようですので、先発ローテーションの順番は入れ替えるべきかもしれませんね。

打線ではこのゲーム、全く良いところがなく久々の「完敗」といえるでしょう。このゲームのメンドーサ投手はツーシームも動いていまいたし、チェンジアップ系のボールが素晴らしく、なかなか攻略は難しかったのではないかと感じます。
ただ先日の大量得点から、やや攻めが雑になってしまっている印象もありますし、ややボール球に手が出る場面もありました。ただメンドーサ投手も良かったので、そのあたりは考慮しなければなりません。ゲームで全てシングルヒットの4安打ですから完敗ですね。

このゲームでも1番金子侑司選手、2番源田壮亮選手、3番秋山翔吾選手という上位打線でした。ただこのゲームで金子侑司選手と源田壮亮選手がノーヒットで出塁ができませんでした。やはりこれではランナー無しで秋山翔吾選手に回ってしまうことになりますので、この打線の良さが消えてしまいます。ヒットや長打でなくても良いので、四球を取っての出塁でもなければなかなか機能しないでしょう。
昨日まで勝ってきましたので、あまり問題にはなりませんでしたが、一時期よりも金子侑司選手の調子が下がっているようにも感じます。現段階の状態を考えると、秋山翔吾選手と浅村栄斗選手で源田壮亮選手を挟むのが理想的な打順だと感じます。

このゲームをいい機会と捉えて、もう一度しっかりと打てるボールを振りに行って、ボール球には手を出さない、ランナーを出して進塁打などで動かして1つでも先の塁を狙う、など連勝していたときの攻撃を掴み直すことが必要でないかと感じます。
このゲームは致し方ないでしょう。何度も言いますが、明日勝って連敗はしないようにすれば問題ないと感じます。明日期待したいと思います。


※19日、20日はゲームビュー更新をお休みします。少々バタバタしてまして申し訳ございません。ゲームで気になる点はTwitterでもつぶやきます。





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