2017.04.19 18:00開始 at メットライフドーム
埼玉西武5x-4東北楽天
【勝利投手】武隈(1勝0敗0S)

【敗戦投手】森原(0勝1敗0S)

【ホームラン】埼玉西武:中村4号 東北楽天:茂木4号、ペゲーロ6号




このゲーム先発の多和田真三郎投手ですが、ここまでライオンズの先発投手陣の中で本来のピッチングができないでいます。他4名の防御率は全員2点台以下ですが、多和田真三郎投手に関しては11.57と極めて高い数値となっており、苦しんでいます。このゲームでは苦手とする対左打者をしっかりと抑え込み、ゲームメイクをしてくれることを期待します。
プレーボール直後の1回表、1番茂木選手に2球目に投じたインハイのストレートをライトスタンドへ先頭打者ホームランを許してしまいました。初球は真ん中の144km/hのストレートでファールを打たせて、2球目は146km/hのストレートでした。いくら好調な茂木選手とは言え、インハイの難しめのボールをあのように打ち返されてしまうということであれば、やはり球威やボールの力が球速ほどは感じられないのでしょう。その後3番ウィーラー選手に投じたストレートもシュート回転してしまっているように見えました。
ただ結果として6イニングを投げて被安打7、与四球2で3失点とQS達成となり、味方打線が追いつきサヨナラ勝ちのゲームになりましたので、多和田投手にとっては良かったと思えるでしょう。前回よりも今回、結果はだんだん良くなっていますので、次回以降も頑張って欲しいと思います。

このゲームでは今シーズン初めて、継投に入って失点してしまったゲームですね。
2−3と追い上げた7回表、イーグルスの茂木選手からの攻撃のイニングで、左腕の野田昇吾投手を投入しますが、先頭の茂木選手に四球、ワイルドピッチで無死2塁とピンチを迎え降板します。変わった大石達也投手がウィーラー選手にレフトフェンスへのタイムリーヒットを許して、2−4と痛い1点を失ってしまいました。結果的には継投ミスですが、ここまで継投で勝って来たゲームは多いですし、これは致し方ないかなと思います。
明日ゲームがありませんので武隈祥太投手を投入する手もあったでしょうし、対左打者ですがイニングの頭から大石達也投手を投入しても良かったと思いますが、これは結果論でしょう。大石達也投手が今シーズンで初めてと言っていいでしょうか、失投を運ばれてしまいました。

ただこの後に登板した、ブライアン・シュリッター投手以降の投手が非常に素晴らしいピッチングでした。勝ちパターンの投手が出てくれば今シーズンはそうそう失点する気はありませんね。
サヨナラ勝ちの流れを作ったのは、間違いなくリリーバーの投手陣だと思います。

またこのゲームで辻発彦監督の特徴的な采配だと感じたのが、4−4で迎えた9回裏、2死1塁2塁という場面で源田壮亮選手を迎えた場面です。源田壮亮選手には失礼ですが、ここで山川穂高選手上本達之選手あたりを代打で起用した方がサヨナラ勝ちの可能性が高い場面でしたが、敢えてそのまま打たせました。

また10回裏はまたもやサヨナラのチャンスであった2死2塁の場面で、渡辺直人選手に変わって代打で山川穂高選手を送りました。ただしこの場面では外野手がかなりの前進守備でしたので、渡辺直人選手が仮にヒットを打っても生還できないという判断でしょう。
どちらも結果が出ませんでしたし、サヨナラ勝ちとは行きませんでした。またシーズン中盤以降であればまた違う采配なのでしょう。ただ源田壮亮選手にも山川穂高選手にも場数を与えなければ、次の機会で結果は出ないでしょう。

また12回裏には先頭の秋山翔吾選手のヒットで無死1塁としますが、源田壮亮選手が送りバントをできず三振に倒れてしまいます。これに関してはルーキーの源田壮亮選手を2番に置かざるを得ないチーム状況が悪いと断言できます。かと言って木村文紀選手では2番として全く機能しないでしょう。浅村栄斗選手のコメントで源田壮亮選手をフォローしていましたので、この点は安心しました。
このまま引き分けに終わっては、源田壮亮選手が責任を一気に抱え込んでしまうところを救ってくれたのが、12回裏1死1塁でライトオーバーのサヨナラヒットを放ったキャプテンの浅村栄斗選手でしょう。フルカウントからランエンドヒットという形になったのですが、良く打ってくれたと思います。

この場面を少し書きたいと思いますが、相手はルーキーの森原投手でした。B3-S1とボール先行した場面でしたが、5球目の真ん中やや高めのストレートをフルスイングし、空振りします。ストレートが5球続く場面であれだけフルスイングすれば、ルーキーの投手であればプレッシャーになるはずです。そして次の6球目、今度は真ん中のストレートを今度は非常にコンパクトに振り抜き、ライトオーバーのサヨナラヒットにしてくれました。打席の中での演技というべきか、あの5球目のフルスイングした上での空振りは、なんとなく森原投手にプレッシャーを与えたように感じています。

それにしてもイーグルスのエース則本投手が登板したゲーム、5回まで0−3の展開で良く追いつき、延長戦で粘り、逆転してくれたと思います。秋山翔吾選手の今シーズン初の猛打賞、12イニングで無失策と収穫も多いゲームです。
あとは上に書いた辻発彦監督の采配が、必ずやシーズン終盤に生きてくるシーンが出てくるでしょう。そうなれば下馬評が低かった今シーズン、充分いけるのではないかと思います。




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