昨日のドラフト会議で3位指名を受けた、野田昇吾投手に関して今回は書いていきたいと思います。


【編成部コメント】
身体は小さいけど、躍動感があり威力のあるボールを投げる。



西濃運輸出身の左腕投手といえば、ライオンズのリリーバーである高橋朋己投手を思い浮かべると思います。今回3位指名となった野田投手も高橋朋己投手同様に左腕リリーバーとしての期待がかかる投手です。高橋朋己投手と同じくスリークォーター左腕で、どこなくピッチングフォームも似ています。
持ち球はストレートのほか、スライダーとチェンジアップ、それにスプリットも交ざるようでこちらも高橋朋己投手に似ている部分があると見ています。身長167cmとプロ野球選手とすればかなり小柄なのですが、ストレートの最速は147km/hと左腕にしては速球派であると感じます。動画などを鑑賞すると、ストレートの球速は概ね143km/h前後のボールが多いのですが、ボールの伸びが良く、スリークォーターからリリースされる少々独特なフォームですので打者から見れば速く感じるはずです。

ピッチングフォームとすれば高橋朋己投手に少し小石博孝投手を混ぜたような、どちらにしても少々変則なフォームです。2014年頃はどちらかと言うと小石博孝投手に近かったのですが、2015年に入り若干マイナーチェンジをしたようで、高橋朋己投手に近くなっています。特に体重移動の部分は高橋朋己投手、テイクバックは小石博孝投手といったところでしょうか。

見た限りの高橋朋己投手との違いは足を上げた時のタメが、野田投手のほうがやや短い点、リリースポイントが野田投手のほうがやや上である点であると思います。現段階でリリースポイントの見にくさは高橋朋己投手に部があり、野田投手が課題になる点の1つであると感じています。
野田昇吾投手の一番期待できる点とすればチェンジアップではないかと見ています。イーグルスのクローザーである松井裕樹投手の名前を出していましたが、松井裕樹投手に匹敵するチェンジアップのキレであるようです。野田投手の生命線になりうるボールなのではないかと思いますし、調子を見極めるバロメーターがチェンジアップの出来なのでしょう。

前にも書きましたが、ライオンズの左腕リリーバーは高橋朋己投手と武隈祥太投手の2名が1軍に定着してくれています。しかしリリーバーという非常に体に負担がかかるポジションですから、やはり層を厚くしていくことが必要です。高橋朋己投手と同じく、右打者の懐にクロスファイアを投げ込めるマウンドさばき、小柄な体ながらダイナミックなフォーム、球速ボールのキレ、非常に能力の高い投手であると思います。
来シーズン以降は高橋朋己投手と交互でもいいですから、1軍で活躍できるような左腕リリーバーになってくれる可能性が非常に高いと見ています。
来る春季キャンプでは、もう少しストライクゾーン付近にまとまるような制球力身につけて欲しいと願っています。ストライクゾーン付近にまとまってくれれば、1軍でも通用するくらいの力を持っていると感じています。ライオンズ左腕リリーバーの一角としての活躍を期待していますし、高橋朋己投手とのコンビとしても大きな期待をしていきたいと思います。




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