ライオンズは20日にA班キャンプを打ち上げ、いよいよ実戦モードに入ります。田邊徳雄監督は「全員にMVPをあげたい」と語っていたように非常に満足のいくキャンプであったようです。2014シーズンの春季キャンプとは異なり、非常に内容の濃い練習、時間的にも長い練習を行い、その中で相内誠投手山川穂高選手のようにアピールできた選手もいれば、怪我などでなかなか満足のいくキャンプをおくれなかった選手も居るでしょう。今後しばらくは主力組は高知春野へ移動し各自調整、若手は宮崎で実戦となるようです。明日は韓国プロ野球・斗山ベアーズと練習試合があり、山川穂高選手を4番に抜擢するようです。若手主体の試合となるでしょう。
相内投手にとっても山川選手にとっても開幕1軍に残れるか否かはこれからにかかっています。実戦でどんどんアピールして、開幕1軍を勝ち取ってほしいと思います。

さてその他の話題として、3月27日西武プリンスドームで行われるバファローズとの開幕戦、開幕投手は岸孝之投手のようです。岸投手が開幕投手を勤めれば3年連続になります。これまで開幕戦では苦い経験をしてきましたが、2015年こそ勝利投手になってくれるでしょう。
対戦相手であるバファローズの開幕投手は金子千尋投手が有力なものの、右肘の手術明けで回避する可能性もあり不透明ですが、パリーグ1、2を争うレベルの岸投手、金子投手の投げ合いを是非とも見てみたいと思います。
またバファローズにはNPBに復帰した中島裕之選手も在籍しており、岸投手と中島選手の対決も楽しみです。今から開幕戦が待ちきれません。

さてキャンプ最終盤になって菊池雄星投手が捕手を座らせてのブルペン投球を再開しました。再開といっても体調が悪かったわけでなく、フォーム固めに専念するためだそうです。実に15日間もの間、フォーム固めに費やしました。15日間といえば、春季キャンプの半分以上の期間ということになります。これだけの期間を費やすということは、それだけ菊池投手はフォームを固定しきれなかったということになり、それが2014シーズンの不振に繋がってしまったように思います。
これまではインステップ気味のフォームで投げていましたが、これを修正してきたようです。左投手におけるインステップ、つまり右足が1塁側寄りに入るフォームです。
インステップの投球フォームですと、それだけ上半身のひねりが大きくなります。上半身のひねりが大きくなると、ボールを投げる時にそれだけ体と腕の動く量が大きくなります。よって腕や肘に負担のかかりやすいフォームになります。リリースポイントが崩れてしまうことがあり、制球も乱してしまう可能性があるでしょう。
そこで取り込んできたのがインステップの修正で、実戦を行わずにフォーム矯正に取り組んできました。特に2015シーズン、投手コーチに菊池投手と同じ左腕である土肥義弘コーチが着任しました。解説者時代から菊池投手の事を気にかけており、昨年の秋季キャンプからフォーム矯正に取り組んできました。これまでは菊池投手にこれだけ貼りついてフォーム矯正に取り組んだ投手コーチはなかなか居ませんでした。しかし土肥投手コーチは菊池投手を強化指定選手に位置付けているようで、二人三脚で課題克服に取り組んでいるようです。菊池投手がどう感じているかはわかりませんが、土肥投手コーチとの出会いが1つターニングポイントになるように思います。
2015シーズン菊池投手が最低でも10勝以上、できれば15勝、躍進の年にしないと優勝できません。1年間ローテーションを守って、躍進の年にして欲しいと願っています。




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