2013.05.28〜29 18:00開始 at横浜スタジアム
5/28 DeNA●2-4○埼玉西武

http://seibulions.blog.jp/archives/51880246.html

5/29 DeNA●1-2○埼玉西武 ※延長10回
http://seibulions.blog.jp/archives/51880118.html


今シーズン、4番としてチームを引っ張った浅村栄斗選手。人生初の4番に座ったのは5/29のゲームでした。
この前日の5/28。同じベイスターズ戦、同じ横浜スタジアムでのゲームでは、まずい守備でベイスターズに先制を許すと、渡辺久信前監督は即座にベンチに下げます。ベンチに下げた理由は守備の面もそうですがもう一つ、TV画面上からも覇気の無いような感じも受けました。これを踏まえての交代でした。ただベンチに下がった浅村選手は先頭に立って声を張り上げていたようです。途中交代を命じられて我に返ったのか、ベンチから戦っているような姿勢を見せます。
その姿を見ていたのは渡辺久信前監督です。これを見て浅村選手は腐っていないと判断し、翌日からの4番起用を決めたそうです。

5/29、横浜スタジアムのスコアボートに表示されたスタメンを見て、驚いた方がほとんどでしょう。5/28まではホセ・オーティズ選手が4番を打っていましたが、0本塁打とふるわず機能していませんでした。ライアン・スピリー選手に関しても同様で4番打者がネックになっていました。この両外国人と中心に4番に起用され、時には上本達之選手や大崎雄太朗選手も4番で起用された試合もありました。
そこで抜擢されたのが前日途中交代を命じられた浅村栄斗選手でした。すると5/29には2本の2塁打を放ち、いきなり4番としての結果を出してくれました。
渡辺久信前監督からすれば、浅村選手が結果を出す公算が非常に高いと読んだのでしょう。一歩間違えれば非常に危険な采配をただやみくもにやるはずがありません。根拠は分かりませんが独特の勝負勘、浅村選手の性格を熟知している監督だからこその起用です。

振り返ればこの2本の2塁打が、浅村選手の2013シーズンの大きなポイントになりました。つまりこの日、無安打に終わっていたとしたならば、中村剛也選手復帰まで4番打者に苦しんだ、もしくは新外国人選手を獲得していたかもしれません。
今シーズン浅村選手が4番に定着しなかったと考えるとゾッとします。2位はおろか、Bクラスで終わった可能性も充分あったでしょう。まだ5月と言う事で、ただのカード2連勝なのですが、浅村選手個人そしてチームにとっては非常に大きな2連勝であったと思います。




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