森 友哉
【ポジション】捕手
【生年月日】1995年8月8日
【投/打】右/左
【身長/体重】170cm/80kg
【所属】大阪桐蔭高等学校


単独1位で指名したのは大阪桐蔭、森捕手です。期待したいのはやはり炭谷銀仁朗捕手の後継者として、将来の正捕手となってくれることです。怪我など無ければ来年中に炭谷捕手がFA権を取得します。ところが、ここまでライオンズは炭谷捕手の後継者と言える捕手が出てきていないのが現状です。これは由々しき自体と言えるでしょう。森捕手は今年のドラフトで高校生No1捕手、そして高校生No1打者と言っていいでしょう。大阪桐蔭時代には阪神タイガース藤波投手とバッテリーを組んでいます。近年のドラフト戦略により投手陣は先発陣、リリーバーともにある程度枚数がそろってきました。また今年のドラフトは即戦力投手でプロのレベルを満たしている選手が少ないため、敢えて高卒No1捕手の指名に踏み切ったと言えるでしょう。

身長170cmと小柄ながら強靭な下半身を武器に、高校通算41本塁打。身長が170cmと小柄ながら41本のホームランを打てるという事は、下半身の強さの証明と言っていいでしょう。U18の国際大会では木製バットでホームランを打っています。また逆方向へホームランを打つなど、高校生とは思えないパワーを見せてくれています。また大阪桐蔭の西谷監督は「ミート力も歴代ナンバー1」とコメントを残している通り、打率に関しても期待する事ができます。

ライオンズの春期キャンプではA班(1軍)が内定していると言います。高卒捕手がA班に招集されれば炭谷捕手以来の9年ぶりの快挙となります。仮に森捕手が開幕1軍であった場合、打撃面では炭谷捕手を追い越す日は遠くないでしょう。
しかし捕手は経験がモノを言うポジションです。いくら甲子園に出場し、藤波投手のボールを受けていたとしてもリード面で炭谷捕手を上回るには時間がかかるでしょう。来年ライオンズは森捕手をどう起用するのか、1軍に帯同させるのかファームで正捕手として使っていくのかは分かりません。肩の強さに関してはプロの1軍でも通用するかと思いますが、リード面ではまず経験値を高めることが必要です。1軍帯同させながらDH等で起用させながら、余裕ある展開で捕手として起用してもいいですし、ファームの正捕手で起用し続けても良いでしょう。いずれにしてもキャンプ次第と言うことになると思います。


ライオンズには大阪桐蔭の先輩である、浅村栄斗選手中村剛也選手がいます。この両選手は主力選手としてライオンズを引っ張ってくれています。西谷監督を通して電話で話していた通り、森捕手も溶け込みやすいチームであると思います。
将来期待すること、それは「正捕手・森友哉」と浅村選手、中村選手とともに「大阪桐蔭クリーンアップ」を作る事です。
森捕手がライオンズに入団してくれる事、本当に嬉しく思います。ドラフト1位の実力をいかんなく発揮してもらいましょう。






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