ライオンズが外国人選手としてライアン・スピルボーグス外野手の獲得を目指しているとのことです。
身長185cm、体重86kg。右投げ右打ちの選手です。
本職は外野手でライトの一角を争うことになります。
また外国人枠の関係で他の外国人選手との争いにもなります。現時点で2012年から引き続き、エステバン・ヘルマン選手、ホセ・オーティズ選手、ランディ・ウィリアムス投手の残留が決定し、これにデニス・サファテ投手が加わる見込みです。現在の外国人枠は4名ですので、スピルボーグス外野手を獲得した場合外国人扱いの選手は5名となり、そのうち1名は1軍登録できないことになります。

このような状況ですので、スピルボーグス外野手は他の外国人選手との争わないといけません。そういった意味で2013シーズンは今までになく外国人選手たちの争いが熾烈なシーズンとなるわけです。もちろん争いが熾烈になってレベルが向上するのは非常に喜ばしいことです。日本での実績が充分のオーティズ選手でさえ、争いに敗れればファームでプレーすることになります。

スピルボーグス外野手に関して情報によるとライトが本職のようです。
ライオンズの外野手は栗山選手、秋山選手がレギュラーとしては当確でライトのレギュラーは流動的です。こちらでは高山選手、熊代選手、大崎選手らとの争いとなります。
こういった意味でスピルボーグス外野手を取り巻く環境は厳しいものがあります。しかし、スピルボーグス外野手の獲得は日本人外野手にも大きな刺激になるはずです。
チーム全体のレベルアップとして、スピルボーグス外野手に期待することは大きいでしょう。

そしてプレースタイルとしては、中距離打者という印象を受けます。
フルスイング、そしてパワーで長打にするタイプではなく、ミート力によって長打にするタイプです。いわばコンパクトなバッティングをするタイプです。メジャーでの打率は.272で、マイナーですと3割を超えます。それでいてメジャーで2ケタ本塁打を記録しているシーズンもあります。レギュラーではなく準レギュラーでの数字です。この数字通りに活躍してくれたら、打率.280、本塁打15本くらい期待できるでしょう。こういったタイプであれば大外れという事は無いかと思います。
走力も平均以上です。ヘルマン選手のように30盗塁を狙える訳ではないと思いますが、外野手はある程度の走力も必要でしょう。ボールの追い方、捕球体制も良く、守備も及第点をつけられるレベルですので、ライトのレギュラー候補として期待できるかと思います。

まずは日本の野球、日本の投手に慣れることです。
プレースタイルから言って変化球に苦労するタイプではないと思います。配球慣れしていけば活躍できるでしょう。2013年、誰がライトを守るのか注目していきましょう。








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